2020年10月10日発行
文春文庫
オッパイ入門
欠伸のすすめ
タオルっていいな
サバイバルナイフを買う
アリに学ぼう、サラリーマン
遠ざかる青春
「せこい」の研究
寂しいのはお好き?
辞書をいじめる
読書の秋、ガスコン兵の夜
俳句入門・目刺し篇
寿司ってるぞニッポン
挨拶は必要か
忖度がいっぱい
豪華列車のビンボー感?
2018年11月15日発行
講談社文庫
第1話 シェアハウさない
第2話 リア充裁判
第3話 立て!金次郎
第4話 13.5文字しか集中して読めな
第5話 脇役バトルロワイアル
オッパイには謙虚であらねばならない!
辞書をいじめる
挨拶は必要か
などなどが目を釘付けにして
書棚に手放すことができませんでした(笑)。
両親と同世代の東海林さんが
悪ふざけ?と思えなくもないぐらいに
いろいろなことを
真面目に面白がっていることが
とてもうれしく思えました。
特に、「欠伸のすすめ」は、
どこまで行くねん!
と突っ込みながら爆笑してしまいました(抱腹)。
思いもよらず?(笑)
勉強になったことも多々あり、
「読書の秋、ガスコン兵の夜」の
マイケル・コーバリスさんの本「意識と無意識のあいだ」
の件の
脳は常に「さ迷っている」
「脳は一瞬たりとも休まない」
「私たちはぼんやりした状態と集中した状態のあいだを行き来するようにプログラムされ、
好むと好まざるとにかかわらず心がさまようようにデザインされている」
マインドワンダリングは、「目的が不明で、自発的で、意識ある精神作用」である
「マインドワンダリングは集中力と追いかけっこをしている」
放し飼いを好む脳を柵で囲もうとするのが読書である
はとても腑に落ちました。
「脇役バトルロワイアル」は、
いろんな意味ですごいなぁ~
と思いました(笑)。
「立て!金次郎」も
単なるハッピーエンドや自己満足的に終わらせないところが
やっぱりすごいなぁ~
と思いました。