網走の東京農大での「オホーツクものづくりビジネス創成塾」
その3回目の講義は、大阪東信用金庫技術顧問の下田勝之先生を招いて行われました。
その講義についての3回目の記事です!
今までの大企業と大学による産学連携は
企業⇔一教授
の連携が一般的だったそうです。
それは大企業は技術のレベルが高いため、製品を開発する際の問題点の抽出、そして、そのほとんどの解決が自社で可能です。
しかし、どうしても解決出来ない課題だけを、その分野の専門の教授にサポートをお願いする。
そのような型で、産学連携による新製品開発が行われて来ました。
ところが、中小企業の技術レベルでは、製品開発する際の問題の抽出すらなかなか出来ない状態です。
そのような企業を一人の教授だけでサポートするのは当然無理です。
そこで、中小企業向けの産学連携は、教員、さらに学生を含めた学校全体でサポートする体制が必要だと先生は主張されていました。
さらに一つの大学だけでは無理ならば、複数の大学が連携してサポートすることも必要があるとのこと!
今回の講義で、下田先生の話を聞いて
「オホーツクものづくり・ビジネス地域創成塾」
で行われようとしていることは、まさにこの将来型の中小企業のための産学連携の一つのの試みです!
そう考えると、その一期生として、これからの塾の発展がますます楽しみになりました