農村へ出かけよう―農都共生と食育のすすめ/林 美香子
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今日、読み終えたました!


そして、「農都共生」という言葉を初めて知りました。


著者の林 美香子さんは

第一章 農村に出かけよう

で以下のように述べて、本のタイトルのように、都会の人が地域再生のために

農村に出かける必要性を訴えています!



“都会の人が農村地帯を訪れ、農産直売所で買い物をしたり休暇を過ごすなどの農都共生の推進は、地域再生を実現するひとつの方法だと確信している。

本来、農村と都市は敵対する存在ではなく、互いに必要とされるもの。農村と都市が近づき、共生すれば、それぞれがもっと豊かになれるはずだ。”


また、本の中で特に印象に残った言葉は

農家と料理人がプロデュースする新しい形のドライブイン‘マッカリーナ’

そのプロデューサーの中原博さんが言うその成功の秘訣です。


「料理のおいしさや店の雰囲気ももちろん大事。でもね、一番大事なことは、地域を大事に思うこと。美しい夕陽を見たら、『ああいいな、人にお見せしたいな』という気持ちが大切なんですよね。そして北海道の魅力は『上質』な素材。これを忘れてはいけない。」


著者はその言葉に対して以下のように感想を著しています。


「北海道の私たちそれぞれが、住んでいる地域を愛し、「上質な素材」をめざしていけば、食でも観光でも地域づくりでも、北海道はもっと元気になれるはずだ。」


やはり地域活性化の第一歩は


その地域を愛し


そして、その長所、特徴を見つけて


多くの人にその良さを伝えることかも知れません!