スイカの種飛ばし～父との思い出～

子どもの頃、夏の果物と言えばスイカ

ほぼ毎日スイカを食べていた様に記憶している

スイカを食べながら、父と種飛ばしで競った

どっちが遠くまで飛ばせるか…って。

必死に飛ばしても父には勝てない

父がいない平日にも飛ばす練習をした

けど、勝てない

それだけで悔しくて悔しくて…

勝てない私をからかう父

泣けてくる私

その私をまたまたからかう父

ある日、初めて私の種が父の種を抜いた

スイカの種飛ばしは、その日で終わった

勝った記憶を残してくれた父

父の思いやり

今年もスイカを食べよう