支援 | 中西ふじよオフィシャルブログ

中西ふじよオフィシャルブログ

~ 心・技・体で未来につながる架け橋 ~

発達障害と診断された子どもたち。

その障がいの種類は それぞれです。

専門的なことは、講演会などで話をさせていただいていますが・・・・

 

今日は別の視点で・・・・

 

アスペルガー症候群と診断されたお子さんは、知的障がいのない自閉症と言われることもあります。

 

知的に遅れが無いのです。

しかし、小学校などでの的確な支援がなされていない場合、学習に遅れが出始めてしまいます。

 

私に寄せられるご相談で、とても多いのが、発達障害と診断されたお子さんに対する、教育現場の無理解によるお悩みです。

 

適切な支援がされていない学校や学級がとても多いのです。

 

別の機関で検査してもらった結果を、学校に見せても、そこから何も考えようとしない。支援に役立たせようとしない・・・・診断名を伝えれば「だからかぁ・・・・」と納得するだけで終わってしまう。

 

いえいえ・・・・診断されようがされまいが、個の成長を願うのは一緒でしょ!?

 

診断された児童・生徒は、「だからかぁ」で終わってしまっていいわけがない。

 

周り人の接し方や支援でかなりの部分がフォローされるんです。

本人だけでなく、周りの子どもたちも接しやすく、生きやすくなるんです。

 

もちろん、学級も経営しやすくなります。

 

その支援方法を手探りで探しながら、見つけていく努力をするかしないか・・・だけの問題なんです。

 

何故・・・・それをしようとしないのか!?

 

「指示したのですが、やらなかったので・・・・」

 

いえいえ、指示したらやるなんて・・・・・上から目線で考えていてはダメです。

 

指示したら終わりではないです。

 

何故なら、指示というのは権力だからです。

 

教師は権力者であってはなりません。

 

私・・・・そういう先生たちの支援をしたいです。

 

先生たちに・・・・「こういう風に取り組んでみましょ」と提示し、外部の人間として、一緒にサポートさせて欲しいです。

 

そうすれば、子どもたちだけでなく、先生たちも救えます。

 

私のところには、現職の教員からの相談も寄せられます。

 

やる気はあるけれど、具体的にどんなふうに子どもたちと向き合ったらいいのか・・・・ほかの教師とどう向き合ったらいいのか・・・保護者と・・・・・・悩んでいる先生たちもたくさんいます。

 

私、自分の力を過信しているわけではありません。

 

でも・・・・でも・・・・・教師を辞めてからの5年半に身につけた知識や経験は、必ず役に立ちます。

 

どっかから・・・・・どっかから・・・・糸口を見つけられたら・・・・

 

何もできない自分に腹が立ちます。

 

教師として現場に戻りたい・・・・・そんな思いは正直 米粒ほども思っていません。

 

今の私だからこそできる事・・・・・

 

先生たちへのフォロー・サポートは きっと役に立てるはず・・・・

 

でも、あちらは求めていない・・・・

 

何かできることを探さないと・・・・

 

子どもたちが自分の良さを伸ばし、可能性を伸ばせるように・・・・

 

家族にだけ、その思いを背負わせてはいけない・・・・

 

家族だけが、子どもを人質として取られている感覚を持ち、言葉を選び、先生たちの気分を悪くさせないように・・・・気を遣わせちゃあいけない・・・・・

 

願うのは家族も教師も同じ…・子どもたちの健全な成長であることに変わりはないはず・・・・。

 

うーん・・・・できることを探そう。

 

今の私に出来る事・・・・・