発達障害と診断された子どもたち。
その障がいの種類は それぞれです。
専門的なことは、講演会などで話をさせていただいていますが・・・・
今日は別の視点で・・・・
アスペルガー症候群と診断されたお子さんは、知的障がいのない自閉症と言われることもあります。
知的に遅れが無いのです。
しかし、小学校などでの的確な支援がなされていない場合、学習に遅れが出始めてしまいます。
私に寄せられるご相談で、とても多いのが、発達障害と診断されたお子さんに対する、教育現場の無理解によるお悩みです。
適切な支援がされていない学校や学級がとても多いのです。
別の機関で検査してもらった結果を、学校に見せても、そこから何も考えようとしない。支援に役立たせようとしない・・・・診断名を伝えれば「だからかぁ・・・・」と納得するだけで終わってしまう。
いえいえ・・・・診断されようがされまいが、個の成長を願うのは一緒でしょ
診断された児童・生徒は、「だからかぁ」で終わってしまっていいわけがない。
周り人の接し方や支援でかなりの部分がフォローされるんです。
本人だけでなく、周りの子どもたちも接しやすく、生きやすくなるんです。
もちろん、学級も経営しやすくなります。
その支援方法を手探りで探しながら、見つけていく努力をするかしないか・・・だけの問題なんです。
何故・・・・それをしようとしないのか
「指示したのですが、やらなかったので・・・・」
いえいえ、指示したらやるなんて・・・・・上から目線で考えていてはダメです。
指示したら終わりではないです。
何故なら、指示というのは権力だからです。
教師は権力者であってはなりません。
私・・・・そういう先生たちの支援をしたいです。
先生たちに・・・・「こういう風に取り組んでみましょ」と提示し、外部の人間として、一緒にサポートさせて欲しいです。
そうすれば、子どもたちだけでなく、先生たちも救えます。
私のところには、現職の教員からの相談も寄せられます。
やる気はあるけれど、具体的にどんなふうに子どもたちと向き合ったらいいのか・・・・ほかの教師とどう向き合ったらいいのか・・・保護者と・・・・・・悩んでいる先生たちもたくさんいます。
私、自分の力を過信しているわけではありません。
でも・・・・でも・・・・・教師を辞めてからの5年半に身につけた知識や経験は、必ず役に立ちます。
どっかから・・・・・どっかから・・・・糸口を見つけられたら・・・・
何もできない自分に腹が立ちます。
教師として現場に戻りたい・・・・・そんな思いは正直 米粒ほども思っていません。
今の私だからこそできる事・・・・・
先生たちへのフォロー・サポートは きっと役に立てるはず・・・・
でも、あちらは求めていない・・・・
何かできることを探さないと・・・・
子どもたちが自分の良さを伸ばし、可能性を伸ばせるように・・・・
家族にだけ、その思いを背負わせてはいけない・・・・
家族だけが、子どもを人質として取られている感覚を持ち、言葉を選び、先生たちの気分を悪くさせないように・・・・気を遣わせちゃあいけない・・・・・
願うのは家族も教師も同じ…・子どもたちの健全な成長であることに変わりはないはず・・・・。
うーん・・・・できることを探そう。
今の私に出来る事・・・・・