教員時代、子どもたちによく言っていた言葉があります。
「教室は間違うところだ」
「わからないことをドンドン質問すればいい」
「そんなことも知らないのって思うのではなく、わからないことを質問してくれてありがとうって…思えるクラスにしよう。」
「わからないのにわかったふりをするのは、もったいないよ。だって、先生たちだって質問してくれた方が、生きた授業ができるから嬉しいよ」
「授業はね、先生一人で進めるものじゃあないからね。みんなで作り上げるものだから…」
間違えても恥ずかしい事なんて、何もない。
わかったふりをして、ごまかすなんてもったいない。
でも、それって…教室の中だけの事ではないって思います。
出来る自分として鎧なんて身につけなくていい。
わからない自分
出来ない自分を恥ずかしいと思う必要なんてない。
わかるようになる努力をするかどうかだけ。
その努力をしないと、鎧ばかりを羽織って、身動き出来なくなってしまうから…。
大人になると、どうしても回りからの評価が気になるのかも知れない。
でも、間違えてもいいんだよ。
知らなくてもいいんだよ。
大切なのは、次の一歩を踏み出せるかどうかだけ。
本当にそれだけ