不登校・・・・不登校になりたくてなっている子どもはいないと思っています。不登校にならざるを得ない理由が本人にはあるのです。
例え それが はっきり言葉で伝えることが出来なくても・・・・
理由がはっきりわかっている場合は 対応しやすいのも事実です。
しかし、対応と言っても 学校に行くということが最終ゴールではない場合もあります。
私のところに相談に来てくださる本人や親御さんの多くは 学校が親身に対応していないことが多いです。
「学校に来てくれたら対応するので お母さん何とか来させてください」
「学校にはそういう子どもの居場所がありません。学習室の様な部屋でしたら何とかできますが・・・」
「学校に来ないのは お母さんが甘やかしているからでないですか」
「お子さんの性格が変わらなければ・・・・いつまでたっても他のお子さんとうまくいきませんよ」
などなど・・・・本当にそんなことを言うの本当にそんなに冷たい対応なのと憤りを感じることも多々あります。
でも その逆で・・・・「先生方はとても良くしてくださっているのですが・・・」と学校側の対応に感謝される方もいらっしゃいます。
正直 「また、○○学校なの」と通っている学校が重なることが多いです。
学校の体質なのでしょう。
不登校生徒に対する対応の仕方は・・・・
登校している児童・生徒だけが、大切なお子さんではありません。
大切な自分のクラスの生徒であり 学年の生徒であり 学校の生徒なのです。
登校するしないだけのゴールではなく 人として大切なかかわりがあるはずです。
どうか しっかり向き合ってあげてください。
どうか 家族以外の身近な存在の人として・・・・・真剣に向き合ってあげてください。
それだけでいいのです。
誰かが真剣に向き合ってくれる
それが生きる力につながるのです。
どうか・・・
どうか・・・・
現場にいる先生たちの力は 良い意味でも悪い意味でも大きいのです。
そういう、大切な年代のお子さんの成長に 関わらせてもらう仕事に就いているのです。
どうかプライドを持ってください。
そんな思いで一杯になります。
そして、私は・・・・そういうお子さんが 家庭以外の居場所となるフリースペース作りに力を注いでいきます。