あいさつ笑顔 | 中西ふじよオフィシャルブログ

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学年通信より(一部抜粋) 平成21年4月24日号


 廊下を歩く時、多くの人とすれ違います。なるべく多くの人の声を聞きたいと思い、「おはよう」「こんにちは」「今日も元気?」と声をかけます。元気よくあいさつを返してくれる人もいれば、少し照れくさいのか、大人びた表情を見せ、はにかんだ顔で合図を送ってくれる人もいます。

 あいさつをして、一番寂しいのは、無視されてしまうことです。聞こえているのか、いないのか、わかりません。聞こえていなければもう一度元気よく声をかけることができます。しかし、聞こえていても知らん顔。これはとても寂しいです。心を閉ざされているようでとても寂しいです。だから、何度でも声をかけます。

 あいさつ、笑顔。どんな時も心がけていたいことです。私も考え事をしている時に声をかけられる時があります。そんな時「先生にあいさつしたけど無視された。」と言っている声で、ふっと我に返ったことがあります。「ごめんね。考え事をしていて気がつかなかっただけだよ。」と、言葉をかけると笑顔で許してくれました。

 あいさつは、必ず返ってくるものでないかも知れません。しかし、せめて校内で一緒に生活している者同士、言葉を掛け合うことができるとうれしいですね。そして、あいさつこそ最大のコミュニケーションだと思います。



 あいさつが活発に交わされる学校は、活力があります。それは、職員間も同じです。子どもたちと、積極的にあいさつを交わすことが当たり前になっていた私にとって、最後に勤めた職場で「どうしていつも廊下であいさつを子どもたちにするのかわからない。うるさくて仕方ない。」と同僚から言われたことがすごくショックでたまらなかったことを覚えています。

 あいさつを毎日・毎回かわすことで、子どもたちが変化してきます。そういうことを体感していくことって、すごく大切だと今でも思っています。