夢で故人と逢ったことある？
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ありますねぇ。
高校生の頃、夢の中で芥川龍之介さんに会いました。
すごい人相手に、まるで近所の兄さんと話すかのようにバシバシ肩を叩きながら普通にしゃべってしまってましたよ…。
目が覚めてから、
「あ！天下の芥川龍之介だったのにー！」
って激しく後悔しましたね。
せめてサインくらいもらっておくべきだった…。（←そこじゃない）
小学生～大学生くらいまでは家族の中での悩みもあったので芥川さんが描くエゴイズムに対して「ああ、人間って汚い生き物だ…」って答えのない悩みに共感していたのですが、社会人になったあたりから自分自身で生計を立てることができて、徐々に家族からの呪縛を振り切りつつ男社会で働いていくうちに面の皮も厚くなり、人間としての厚かましさも増し、エゴの塊みたいな人を目の当たりにしても、「こいつ、やな奴。」「こいつ、めんどくさいやつ。」でバッサリと切り捨ててしまうつまらん大人になり、あぁ、今もし芥川さんに会ったら「大丈夫、人間厚かましくなったらそんな悩みなくなっちゃうから！」って言ってしまいそうな残念な大人になってしまったものです。。。
そして自分の成長だか退化だかとともにお気に入り芥川作品も歴史物からどんどん晩年のものに変わっていきました。
人間、不変の悩みもあれば年齢とともに変わっていく悩みもあるのだー。
そして相棒も芥川さんの年齢を超えてしまい…以下略。
さて、本日からお盆です。
ねずっち家では7月にもねずっちの初盆をしましたが、今日からは8月の初盆です。
お盆で年に2回は帰ってきてもらえるように、7月と8月両方やるんだー。
ってことで、ねずっちにはできるだけ早く帰ってきてほしいので、朝6時より前から迎えダンゴ作ってお供えしました。
6時半くらいになってそろそろ近所迷惑にならないくらいの時間かな？と思って、袈裟丸とお経を唱えてねずっちをお迎え。
袈裟丸がお寺育ちで助かるわー。
たぶんもう帰ってきてくれてるよー。
たーっぷり一緒に遊ぶんだよー！