知られざるブンカーン Ⅰ | nezumiippiki

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アジア再発見Blog

ブンカーンに行ってきた。

場所はノンカイ県の右隣、メコン河沿いにある。

2011年3月に生まれたタイで77番目の新しい県。それまではノンカイ県の一部でした。

日本ではまだ無名の県だが、観光資源はタイでも特筆ものを幾つも持つ。

よって、1回のブログでは紹介しきれず、旅のノウハウ編を含めて4-5回で紹介します。

 

 

Phu Sing プーシンまたは3 whale rocks 

 

白亜紀7,500万年前、ブンカーンは砂漠だったらしい。そして始新世代3,000万年-5,500万年に沈殿によって形成された砂岩が地殻変動で隆起し、メコン河によって浸食を受け、ユニークな形状をもつ砂岩群を形成し、現在多くのツーリストを魅了することとなっている。

 

その一つが天空を飛翔する親子3頭のクジラ。

(その岩の上に立つとそう思えるのですよ!)

 

ドローンを持つ人は是非!この写真は借り物です。

 

市内から東南方向に約23Km、南北に長く伸びる岩山の麓にプーシン森林保護区のゲートがある。

この岩山、長さ約17㎞、最大幅1.5kmでプートックまで続く。

この細長い岩の山、両サイドはどこも垂直の岩壁になっている。

 

北側に山が始まるなだらかな箇所があり、この森林保護区のゲートになっている。

ここから先は保護区指定の四駆に他の客と相乗りで上がっていく。

この時はタイ人カップル入れて3名。車代はシェア・・・のようで、でも外人料金ということもあり(?)、筆者は200バーツ。

 

直線距離で3km先のクジラ岩まで、くねくね凸凹道を急な坂道もありゆっくり進む。

その行き帰りにその他の見どころポイントがある。

 

●獅子岩

スフィンクスに似ている。

 

 

●穴ぽこが沢山ある岩、なんでだろう?

ここだけは手すりがある。

下を覗こうとするが空中に突き出ているのか眼下に岩が見えない。

 

●象さんに似た岩

 

●その他怖いところ

手すりもなく、半歩間違うと確実に大変なことになるのを知りながらぎりぎりまで進んでパシャリ。

 

●3頭のクジラ岩

ゲートからクジラ岩のある場所まで、直線距離で3.2Kmあるので曲がりくねった道を考えると

大よそ4Kmはある。

車を降りてクジラ岩に向かいます。

出たー!すごい景色だ!!!

手すりはどこにもなく、「うっかり!」は絶対できない。

後ろから誰かが悪戯したら、それも一巻の終わり。

一応、これ以上足を延ばすなの黄色のマークだが、誰もこのラインを越えるのを見なかった。

やっぱり皆怖いんだ!

 

このカップル、四駆に同乗したタイ人カップルです。

岩の大きさを見るのに彼らを入れて写真を写し、あとで送ってあげたら、彼らも筆者を入れて写真を

撮っていて、その写真を送ってくれました。コップンクラップ!

クジラ岩の標高が約300m。

ブンカーンの海抜が約160mなので、そうするとその高低差は140mとなるが、

けっしてそうは思えないくらいのゾクゾク感でした。

 

続く、次回はワットプートック