ネズラー通信編集部のブログ -32ページ目
小豆色の三菱鉛筆B。仕事帰り、
21時まで営業しているスーパーの
閉店10分前に滑り込む。
ホタルの光が
店内に流れている。
僕はカゴを取って、
総菜コーナーに走る。
もう
パン類は売り切れていて、
総菜も
何だかなあ、
という寂しいものだった。
仕方なく
麻婆豆腐に手を出そうとするが、
ふと
向かいの鮮魚コーナーに
2つだけパックが並んでいるのが見える。
お造りセットが480円の半額シールだ。
僕は
それをカゴに入れ、
銅麦500mlをカゴに入れて、
レジに向かう。
普段は
自炊もしているけれど、
今日みたいな日は、
好きなものと
白飯に限る。
リフレッシュだ。
レジで清算して、
また
自転車にまたぐ。
スーパーから
5分ほどで
僕が借りているマンションだ。
3階の303号室なので、
階段で上がる。
2DKの奥の部屋は畳になっていて、
そこに座敷机を置いている。
僕は
お造りをパックのまま
ラップを取って、
座敷机に置く。
小皿に醤油を注し、
端っこにワサビを乗せて、
僕は冷蔵庫に向かう。
ビールは冷えているので
プシューっと音を鳴らしながら、
飲みながらビール、
否、第三のビール片手に
このアパートの扉を潜って
3mほどの細い廊下を通った横に置いてある
大きな冷凍庫を開ける。
壊れていて、
電気はつかないけれど、
冷凍ご飯をチンしなければ。
あれ?
冷凍ご飯がない!

しまったー。
主食がないではないか・・・
冷蔵庫を開けるが空っぽだ。
もう
酒を一口飲んだ僕は
外に出る気もしない。
なんだか悲しくて、
僕は冷蔵庫の前で
立ち尽くしてしまった。

(こんな出だしはどうだろう?)

洗濯機の表示する耐久年数を超えている
壊れませんようにと願いながら
洗濯する
シャーペンB。この日、
僕はこの6葉目の絵を描いていた。
6枚目は
すごく嘘をついた。
絵はいい。
上品な嘘をつける。
因みに
妻のことを
「八戒さん」と呼んでいる。
八戒さんは
とてもロマンティックな名前だ。
蔑称ではない。
何故なら、
かつて
天の川の水門の門番だったんだぜ。
(以下省略。)
出入りしやすいギャラリーです。
ただ観てほしい一心で、
心こめて描いています。
次回、
同場所 クラブコージネスにおいて、
1月31日から、2月2日間、
展覧会があります。
是非、お越しください。

ひと玉や半玉キャベツが高くて
袋入りの千切りキャベツのほうが
お得な気がする
今日この頃
シャーペンB。長い長いトンネルを走る。
このトンネルは
まだオレンジ色の光だ。
ナトリウムランプ。
現在、
自動車の排気ガスにシビアな規制がかかり、
白色蛍光灯が増えてきた。
だが、
まだこの道は
田舎なので
そこまで整備が出来ていないのだろう。
私は
ハンドルを握りながら、
少し不安な気持ちになる。
オレンジというのは
色彩心理学的に
元気が出る色なのだが、
ナトリウムランプのぼーっとした色は、
私に不安を煽るのだ。
もうすぐ出口。
私は
現在、
岡山県から島根県へ抜ける道を走っている。
県境の温泉につかり、
一泊して、
翌朝、
島根入りする予定だ。
ここで、
私のシンポジウムが行われる。
テーマは
「自然と共生するとは」というお題だ。
非常に幅が広いが、
例えば、
何でも
自然に循環するものを使わなければ、
自分に返ってくる、という話題を出そうと思う。
卑近な例が殺虫剤。
これを化学合成した物質にすると、
化学物質アレルギーの原因になったりする。
ヒバ油など、
昔からあるものなら、
問題ない。
話の展開や前説は何にしようか?
でも
壇上に上がらないと
そういうものは聴衆の顔を見て、
決めるものだ。
トンネルの出口付近に
何か
動物の絵柄のマークの標識がある。
また、
ヘアピンカーブの注意書きがある。
気を付けて、
減速する。
後続車はいないが、
セオリー通り、
何度もブレーキランプを光らせて、
ゆっくりと
太陽光の場所に出た途端、
何かが飛び出してきた!
危ない!
私は
ブレーキを踏みつつも
逆ハンドルを回しながら、
ドリフトで制御する。
何だったのだろう?
イタチか?
アライグマが野生下しているのだろうか?
ただ
轢かなくてよかった。
しかし、
なんて
ヘアピンなんだ。
こんなもの
徐行しないと
死のトラップではないか。
気を取り直し、
深呼吸しつつ、
手汗を拭き、
ハンドルを両手でしっかり握り、
県境に入った。
(こんな出だしはどうだろう?)
【参考資料】
開放感があり入りやすいギャラリーですよ~。洋館好きな方も是非~

