ネズラー通信編集部のブログ -27ページ目
ゼブラのSARASA1.0㎜。ファーブル先生は
困難を乗り越えて生きたことでも有名である。
一番は
幼少期の貧困。
そして
独学と才能で、
師範学校に行き、教師となるも、
科学と宗教が対峙する時期と重なり、
教壇を追われることとなる。
この際、
生徒たちは
ファーブル先生に時計を贈ったとされる。
当時
時計は家一軒の価値があった。
生徒たちに愛されていたことが忍ばれる。
また
子供にも恵まれたファーブル先生であったが、
理解者であった息子の逝去は
ファーブル先生にとって
かなりの悲しみと困難だったようだ。
昆虫記には息子に捧ぐと、
記されている。
晩年になり、
仕事を追われたファーブルだったが、
皆に愛されていたので、
援助を申し出る人が後を絶たなかった。
だが、
彼は人生でただ一度だけ、
ジョン・スチュアート・ミルに
お金の工面を申し込んだとされるが、
援助については、
手紙と共に送り返したことでも有名である。
その書簡は遺っている。
60歳を超え、
糟糠の妻であった年上の妻、
マリーを亡くす。
40歳年下のジョセフィーヌと再婚はするものの、
立ち直るまで、
先生は苦しんだようだ。
40歳年下!
そこに反応する後期高齢者は多いだろう。
ファーブル先生は
何たって、
詩人であり、音楽家であり、科学者なのだ。
金がないときもあったが、
モテるし
人生を自分で切り開いて来た人なのだ。
さて、
先生は
ジョセフィーヌとは
主人とお手伝いさん、という関係で出会うが、
どのようにして恋に落ちたのであろうか?
『君の歯並び面白いね。
ちょっと
研究させてくれる?』やはり
天才は口説き方も違うのだ。
(つづく。)

布団に守られながら二度寝が、しあわせ
シャーペンB。『先生・・・オレ、悲しいです。』

『どうした?
君は若いじゃないか。
若いということは希望だ。
君の存在こそが希望なんだ。』

『そんな先生が、
例え貧しくとも、
誰の援助も突き返し、
我が道を行く、
先生を尊敬していましたが・・・
その先生が、
若い娘のスカートの中なんて・・・』

(こんな出だしはどうだろう?)

覚え書き。。。
巡回灯油18リットル 2290円
パイロットのSUPER-GP1.6㎜。速記。知子は
多感な13歳。
普段は
地元のイオンでオシャレを楽しんでいるが、
今日は
京浜東北線にのって、
友達と原宿まで来た。
池袋まで1時間ちょっと。
そこから
山手線に乗って少し。
(ああ、オシャレなお洋服が見つかるかしら。)
「nicola」を
リュックに忍ばせて、
黒のツーピースが欲しいと思っていた。
中には
白を重ねて、
チョイ見せ、するのだ。
色んなショップを覗く。
プチプラが多いとは言え、
イオンより高いなぁ、というのが
知子の正直な感想だ。

友達と
靴下専門店で、
カラフルなボーダーのソックスを手に取ったとき、
知子は声をかけられた。
『突然、失礼します。』
学校の先生かと思った。
お母さんくらいの女の人だった。
そして
名刺を渡された。
『私は
ネズプロという事務所のスカウトです。
戸惑いますよね。
5分だけお話しを聴いて下さいませんか。』
とても上品で丁寧な人だ。
ポカンとしたまま、
5分間
話を聴いた。
よく解らないが、
どうやら知子をタレントに、という話らしい。
田舎の子だし、
私、騙されてないかしら、と
家を出る前に、
『変な人に話しかけらたら、
警察か
逃げる、
お店に入る、
お母さんに電話しなさい。』
というルールを守ることにした。
友達は
なんだか、
変な目つきで私を見ている・・・
微妙な空気の中、
お母さんに電話した。
『とりあえず、
落ち着いたら帰ってきなさい。
その女の人が
あなたの後ろをつけている・・・とかないよね?』
『それはないじゃっぺ。』
『じゃあ、
用事が済んだら帰っておいで。』
電話を切り、
知子の母親、
朋絵は自分の青春時代を思い出した。
同じネズプロに私もスカウトされた。
娘には黙っておこう。
知子が帰って来たので、
朋絵は
名刺の会社の方の電話番号に連絡した。
『はい。
ネズプロ 営業部 第三課 立花幸恵です。』
朋絵は今日の事情を尋ねた。
立花幸恵と名乗る女性は非常に丁寧で
腰の低い印象を受けた。
さすが
手練れの営業ウーマンなんだろうな
という印象だった。
さて、
すったもんだの末、
知子は
ネズプロ所属のレッスン生として
東京と埼玉のダンス教室に通った。
契約書を読むとき
くらくらしそうな朋絵だったが、
立花幸恵も一児の母で、
『学校を優先してもらうことに
変わらないです。
最初は文化教室みたいな捉え方で
構いません。
もちろん、合う、合わないもあります。
一生の仕事になるかも
私たちは保証はできませんし、
大切なのは知子さんの意思だと思います。』
さて、
立花幸恵はもう一つの仕事を抱えていた。
それは
あの国民的アイドルの
妹的なアイドルのプロジェクトに絡んでいたのだ。
チームアッキーの要求は大きかった。
事務所としても
チームアッキーの妹分アイドルのプランと
その後の戦略には興味があった。
デモ曲も聴いている。
妹分といっても、
世代を超えて訴求しそうだ。
今の子にもウケるキャッチーさもある。
立花幸恵は
そこに知子を推挙しようと考えていた。
彼女は大人しい。
ただ
時々見せる表情に華を感じる。
例えば、
何の前知識なしに
カメラマンの前に立たせてみた。
普通の子は立っているだけだが、
稚拙ではあるが、
彼女は、
表情やしぐさ、
小さくても手の組み方などを
毎葉変えてきた。
天性のものを感じる。
なかなか出来るものじゃない。
ファンがつけば、
ファンは色んな表情や仕草を求める。
その点、
知子は「センター」に相応しいと言える。
そんなプロフィールを作成し、
アッキープロに打診してみた。
一度アッキー本人と主要スタッフ、
立花幸恵で
ミーティングしたい
ということだった。
知子は少し怯えていたが、
アッキープロに連れて行く。
さすがの知子も
アッキープロくらい知っていた。
『まんずまんずいけばよかっぺか?』

意味は分かりかねたが、
立花幸恵は
『そうよ。』
と
微笑み返した。
さて、
アッキープロのミーティング室に入る。
『おはようございます!』
立花幸恵は声を出すと、
もう
メンバーが座って抹茶を飲んでいた。
そして
知子が後ろから入って来る。
視線が知子に集中する。
知子も
『おはようだっ・・・おはようございます。』
と
声を出した。
アッキープロの頭脳たちは
顔を合わせて、
『この子で決まりだよ。
今ね、
センターのイメージを
プロファイルしていたんだけれど、
あっ
二人とも座って。』
そうして、
知子がメインで歌う
♪大多数は常に正しい正義のバカ
という曲が先行でヘビロテされた。
あっという間に評判が広まった。
80年代的なポジティブさと
90年代的な排他的な世界観の両面がある。
サビの
♪天使たちが泣いている
というフレ―ズは
モラトリアムの若者たちの共感を得るだろう。
2020年の今、
とてもウケると思っていた。
そして
知子のビジュアル公開だ。
知子たちは
70年代のブリティッシュ・ロッカーの如く
軍服を改良した被服に身を包む。
PVも好評だ。
知子の初仕事は
ラジオだった。
撮影もあると聞いている。
服は自前で、というアッキープロらしい要求だった。
これは困った。
同じく出演者として選ばれた子に
意見を訊く。
『ネズブロ読んでないの?
ネズラー通信グッズを付けていれば
オシャレよ。』
『えっ?
そうなんだ。』

(こんな出だしはどうだろう?)

