洋画家tanichiさん のご紹介。 | ネズラー通信編集部のブログ

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【油彩】【パステル】



本日は、
洋画家tanichiさんをご紹介します。

美術大を卒業後、
京焼の絵付の仕事をされ、
現在、
描いていたものを、
また、
皆の前で観てほしい、というお気持ちに
なられたようです。

もともと、
ネズラー通信は、
そういう人たちを繋ぐ場として
続けてまいりました。

僕の家には、
tanichiさんから贈って頂いた、
洋画が一葉ありますが、
とても繊細な感じがします。

画像をクリックで販売サイトへ。


「記憶」


「日差し猫たちの時間」


tanichiさんは
愛猫家なので、
猫が好きな方なら、
納得できる構図もあるのでは
ないでしょうか。

tanichiさんが以前活動していたときの
画壇が、
非常に手数が多く繊細な作家を
輩出したように、
tanichiさんも、
そんな手数の多さを感じることができます。

少しだけ死語かもしれませんが、
絵画の流派?描き方での峻別について。

以前ご紹介した古川晴子さんは
日本画に軸足を置きつつ、
mixed media(アートの手法に囚われない)
活動をされています。
日本画とは、
顔料を膠で画面に接着させる技法で、
絵の具造りに特徴があります。

洋画と呼ばれる技法は、
植物油と顔料を混ぜ、絵の具を造ります。
主にカンバスを使いますが、
特徴として、
画面に凹凸が出来るので、
そこにナイフなどで彫刻を施したり、
印影に向いた表現手法です。

今現在において、
こういった技法による区別は
あまり意味がないのかもしれません。

表現者は、
流派やカタチに囚われず、
自分の心を何かに託します。