猫の臨終の経過(猫の最期) | 元せどり屋の物販実践録

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多臓器不全になった愛猫の臨終の経過を淡々と列挙。

 

愛猫は痙攣の数がとても多かったらしい。

 

【1日目】

5時00分頃

粗相をする。
久しぶりのおしっこ(2~3日ぶり)。

よろよろしつつ自分で歩ける。

6時15分
最初の痙攣。

・よだれが多く出るようになる
・しっぽが膨らむ
・背後を気にするようになる
・ヒゲが急激に動く
・首を反らすように動かす


これが私の愛猫の痙攣の前兆だった。

初めて見る痙攣に、私はびっくりして愛猫を抑えてしまったが、抑えないほうが良いらしいらしい(悪化することもあるとか)。


痙攣の際、近くに置いていたチキンスープの皿がひっくり返った。
痙攣が予期できる場合、近くに接触して問題があるものがあれば、事前に除去するようにしておくと良い。

痙攣後は起き上がることがなかった(意識がない)。


7時50分
二回目の痙攣。
もう1回痙攣が起きたら、時間外でもすぐ動物病院に行くことを決める。


8時05分
三回目の痙攣。

B動物病院に電話をしたところ、すぐ来るようとのこと。
運転席から愛猫を見たら、瞳孔が広がっていた。
意識がないか目が見えていない様子で、死んでしまったかと思ったが首が動いたのでそのまま病院へ。

死んだ場合は直ちに全身が弛緩する(身体がぐにゃぐにゃになる、首がすわらない等)ので、そうなっていない場合はまだ息はある。


8時15分
B動物病院着。
診察台の上に上げたところ、首を反らせて痙攣が始まりそうな気配があったがすぐ止んだ。
血液検査の前に痙攣どめの薬を打ってもらう。

肝臓が悪いだけだったが、腎臓も数値が悪く、多臓器不全と診断。
座薬をもらう。


9時55分
しばらく落ち着いていたが、四度目の痙攣。
この後、15~20分ごとに痙攣を繰り返す。
舌が飛び出たまま。目は開いたまま。

この痙攣が死期のいつの症状か分からず、動かすこともままならないので様子を見ることしかできなかった。

ネットで猫の痙攣を検索しても、癲癇(てんかん)の痙攣のことが上がってくるばかりで、猫の臨終の際の痙攣のことが書かれている物が見つからず、愛猫の痙攣の数が多いのかどうか分からなかった。


次第に撫でることすら痙攣の発端になっていったので、撫でるのもやめる。

14時00分
あまりに痙攣を繰り返すので、動物病院へ電話をするも午後休診日。
夜に入れるように言われた座薬を急遽入れたが落ち着かず、14時30分~16時00分の間に7回の痙攣を起こす。

座薬は入りにくいので、オイルをまとわせて入れると良い。
座薬が痙攣の発端になる場合があるが、それは仕方がないと割り切る。
通常、30分ぐらいで効き始めるとのこと。


16時00分
痙攣どめの注射を打ってもらえる動物病院を探すが、日曜午後は休診のところが多くなかなか見つからない。
最初に通っていたA動物病院(不審な点があったのでB動物病院へ変えた)に電話をしてみたが、「通院し続けていないと打てない」とのことで断られた。


16時30分
午後診療をしているC動物病院へ電話をしたところ、すぐ予約を入れてもらえ電話から20分後に到着して診てもらえた。
注射を計4本(母が言うには3本)打ってもらうが痙攣が止まらない。
かなり遠回しに安楽死をすすめられる(というようにこちらが受け取った)が連れて帰った。

この獣医師に次のようなことを伝えられる。

・この数値(B病院の血液検査の結果)だとこれぐらい痙攣するのは分かる。多い。
・最初の痙攣の段階で意識はなくなっている
・意識がないので猫は苦しくはない
・同時に目も見えなくなっている可能性が高い
・夜間でも緊急診療を受けられる病院がある


診療代が3000円ちょっとだったことに驚いた。

注射を3~4本打ったので、軽く1万円は超えるかと思った。

19時30分
一瞬だけ呼吸が大きくなったがすぐ収まる。
注射が効いているのか、ここまで痙攣なく静かに寝ているが、呼吸は小さい。

呼吸をしているかどうかは、お腹を見て判断していた。
バスタオルで包んでいたが、そのままでもバスタオルの動きで呼吸をしているかどうかは分かった。


22時30分
5時間ぶりの痙攣。
ただし、これまでと比べるとだいぶ小さかった。


22時45分
小さくいびきをかきはじめたが、次第に収まった。
以後、痙攣もなく落ち着く。

時おりまばたきをし、何かを舐めるかのように舌を動かしたりする。
外からの刺激(声・接触)には反応はしない。


【2日目】
12時50分
昨日の痙攣から一度も痙攣が起きていない。

こちらの声掛けに反応して耳や頭が動くようになる。
酸素が足りてないことの痙攣かと思ったが、後から考えると意識のレベルが戻ってきたのではないかと考える(素人考察)。

要は、痙攣が起きやすい状況になりつつあるということ。


21時35分
顔付近を撫でていたところ、痙攣が始まってしまう。

21時50分
呼吸が早くなり、鼻から抜ける呼吸音が聞こえるようになる。

22時00分
呼吸が小さく、浅くなりはじめる。

23時20分
痙攣。

【3日目】
0時05分
軽い痙攣。

0時10分。
口を開いて呼吸をするようになる。
ゼーハーゼーハー言い出す。

体温が急激に下がる。

手足が冷たくなる。

0時30分
これまでで一番強く長い痙攣を起こす。
大量の失禁。
口から茶色い体液がにじみ出る。

座薬を入れようか悩む。
間違いなく痙攣の発端になるし、それにより死んでしまうかもしれないため。
今が死期のどこか分からない状態が続いていた。
これで死ぬかもしれないという痙攣から、何度も息を吹き返してきた。


0時50分
やや軽い痙攣。

1時13分
痙攣。

座薬を入れることを決める。


1時22分
心臓が止まっていることに気がつく(お腹が動いていなかった)。
3~4回、深く息を吐きだして絶命。


1時30分
愛猫を抱き上げる。
肢体は全く弛緩した状態。
抱えることが難しかった。

身体が柔らかくしなやかだった。

2時00分
死後硬直に備え、吸水シートの上に身体の姿かたちを寝ている姿に整える。

まぶたはできるだけ閉じさせたが、猫は閉じきらないらしい。

接着剤でくっつける人もいるようだが、それは止めた。
まだ温かい。


8時00分
身体が硬直していたので、用意していたダンボールに吸水シートごと愛猫を入れ、身体の上(腹部中心)に用意していた保冷剤を乗せた(腐敗防止)。
 

死後硬直前に保冷剤を乗せると体液などが出てしまう可能性があると思ったので、硬直後に冷却をはじめた。

保冷剤は使い捨てのものでも良いと思うが、自分は繰り返し使えるものにビニール袋を被せて使った。

 

夏場だったらすぐ冷却したほうが良いかもしれない。

あまり乗せすぎると身体の形状が崩れる可能性があるので注意したほうが良いと思われる。

悲しいことだが、保冷剤・猫を収める容器は予め用意しておくと良いと思う

 

以上。