希少車両を乗りに冬の秋田を逝く~その1~ | 鼠帝国@アメブロ

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※ブログ移転に伴う文字化け・リンク切れは適宜修正

私だ。逆張り自爆癖の持ち主の鼠である。

 

長期休暇の恒例の鉄分補給だが、ネタを考えたところ

秋田で珍しい車両が運用されていたのを思いだし、

例の行脚も兼ねて今回は秋田にその車両を乗りに行く事にした。

しかしながら今冬の日本海側は例年にない大雪で

無事に帰って来れるだろうか?という心配を抱えながらの出立となった。

 

いつもの始発駅に着いたら運休のお知らせにビビったが、

逆方向なので助かった。

 

早速八戸6:09発4518Mで盛岡へ向かう。

 

残念ながらロングシート車…

 

青い森鉄道もIGRいわて銀河鉄道もコロナ禍や少子化の中、

健闘してると思うのだが、北海道新幹線の札幌延伸による在来線問題が影を落とす。

JR北海道が手を引く函館本線の函館-長万部間の今後が不透明で、

もし廃線となったら、両社の収入の柱であるJR貨物からの線路使用料が激減し、

経営に与える悪影響は計り知れず、こちらも連鎖的に廃線となる可能性すらある。

何とか丸く収まって欲しいものである。

 

盛岡7:58着。

 

盛岡から田沢湖線の次の大曲行き普通列車は14:22まで無いので、

特急こまち1号で秋田までショートカット。

本来は田沢湖駅で827Mに乗り換える予定だったが、

悪天候による遅延が予想されるため、こうして余裕時分を確保しておく。

なお盛岡8:48発の予定だったが、対向列車の遅延で3分遅れで発車。

 

遅延を気にしつつも、朝食にありつく。

 

田沢湖線の赤渕-田沢湖間は豪雪地帯で地滑り地帯と地形が険しく、

並行道路も無いため、トラブル発生時に旅客救援もままならぬという難所だが、

別ルートを長大トンネルで貫く計画が具体化していて、

実現すれば今より7分程度の時間短縮と安定運行が見込まれる。

後は国・秋田県・JR東日本の費用負担割合が問題だが、

うまく話が纏まって欲しいものである。

 

大曲までは大きなトラブルは無かったが、

秋田駅で雪によるポイント故障が発生して、ここで55分足止め…

 

大曲発車後も対抗列車遅延による影響を受け、結局71分遅れで秋田11:35着。

 

ここで行脚。旅程に遅延が出てるので2→1店舗と変更。

 

行脚を終えて秋田駅へ戻る。

ダイヤが乱れてるので、次に乗る列車が心配だったが

この時点では遅延発生は秋田以南の路線が主で、

私が向かう北側は無風状態であった。

 

これが次の乗車車両で、今回の旅のお目当てのEV-E801系電車

車両についてはリンクを参照されたし。

 

車両端部の銀色の装置はドア閉め時の安全確認用のカメラと思われる。

 

そのEV-E801系が運用される秋田13:46発の1135Mで男鹿へ向かう。

…続く