皆様、こんにちは。

天然アロマ調香師のKeikoです。

初夏のような毎日ですが、

いかがお過ごしでしょうか。

 

暑くなると、冷たい飲み物が欲しくなりますね。

皆様は、コーヒー派ですか、紅茶派ですか?

 

私は、緑茶、ハーブティーも含めて

香りで飲み派です。

ただ、アルコールが苦手なのでワインだけは

飲めないのが残念なのですが・・・

 

ところで、アメリカの大統領が来日して

交通規制がされている東京駅近くで

シアトル本店のコーヒーメーカーセミナーに

行ってきました。

 

素敵なレンガの建物:東京三菱美術館

 

コーヒーの香りには、3種類あります。

                    ◇挽いた豆の香りのフレグランス

◇お湯を注いだ時に香るアロマ

◇飲んだ時に感じるフレーバー

 

香り成分は、800種類以上もあると

言われていますが、(ワインは約200種類)

コーヒーの生豆には、味も香りもほとんどなく

焙煎されることによる成分の化学反応で

あの芳醇なコーヒーの香りができるそうです。

 

さらに、豆の種類によって

香りによる脳機能に与える効果も異なるため、

この種類を飲むと眠気覚ましになるけれど

この種類を飲んでも効果がないわ、と

感じた方もいらっしゃると思います。

 

杏林大学の古賀良彦医学博士によると

ブルーマウンテンやグアテマラには

脳波のα波が多く出現して

リラックス作用があると研究発表されています。

 

さて、コーヒーセミナーでは

「香り」は、鼻をつまんだ時と放した時の感じ方。

「酸味」は、口のどこで感じるかを

オレンジジュースで体験

「コク」は、無脂肪牛乳と生クリーム入りミルクの

味の違いを比較してから

4種類の焙煎と産地の違うコーヒーを

テイスティング。

 

そして、それぞれに合うスイーツを

食べ比べしました。

 

 

 

傾向として、浅煎りでアフリカ産の種類は、

酸味が強くコクが軽いので、

シトラス味のスコーンなど

爽やかなスイーツと相性が良く。

 

深煎りでラテンアメリカ産の種類は、

酸味が少ないが、

コクが深くローストの香りが強いので

チョコレートやキャラメル味が合うようです。

 

セミナーを受講する前、

ペアリングで大失敗していた事がありました。

 

深煎りのラテンアメリカ産アイスコーヒーに

レモン味のスコーンを食べてみたら、

爽やかなレモンの香りが

コクの深いコーヒーにすっかり負けてしまい、

美味しくいただけなかったのです。

 

このセミナーで同じレモンのスコーンを

浅煎りで酸味の強い種類のコーヒーで

いただいてみると、レモン味がより深くなり、

後味も香りも美味しくなりました。

 

今度からは、失敗なくコーヒーもスイーツも

いただけそうです。

もし、迷ったらお店の方に何が合うかを

お聞きするのが一番ですよ。

 

私のお勧めは、

エスプレッソ用をコーヒープレスで淹れて

シナモンの香りのキャラメルと

併せていただくと絶品です。

ぜひミルクを入れないで、お試しください。

 

お土産のコーヒーとコーヒーパスポート