私は正直、世間からどれだけ酷評を受けていても、好きな人がたらふく褒めてくれていたら「私ってもしかしたら可愛いのかも!」と勘違いして明るく生きられるタイプだ。高校生のときは当時付き合っていた彼氏が何でも言葉にして伝えてくれていたから自己肯定感はとてつもなく高かったと思う。


ただ、色々あってその彼氏とも大学一年生の夏頃に別れ、年が明けて大学一年の冬頃、今の彼氏と付き合った。


今の彼氏は全く言葉では伝えてくれない。

せいぜい髪を切ったら、「切った?」って聞いてくるだけだ。

まあでも付き合ってるってことは一応私のことを好きでいてくれているんだろうし、優しいし、そこまで気になっていなかった。


ただ、付き合って2年を過ぎた頃、少し変化があった。彼のスマホのアルバムに、彼のバイト先の女の子の写真が数枚。インスタのストーリーをスクショしたものだった。「あぁ、この子が好きだったのか」と思った。


彼に問い詰めたところ、可愛いなと思っていたからなんとなく保存してしまったが気持ちはないとのこと。2人でどこかに出かけたり、手を繋いだらもしていないとこと。

正直納得も行かないし腹が立った。


言葉で愛情表現をするのが苦手な方が一定数いて、彼もその1人だから何も伝えてくれないだけだと思っていた。きっとそれは合っている。ただ、彼が他の女の子に興味を持っていると知った時、「私に興味がなかったから何も言ってくれなかったんだ」、「私のことそこまで好きじゃなかったから好きって言ってこなかったんだ」とどうしても思ってしまった。


その頃から、私の自己肯定感はかなり低い。

あれから彼は、別れを何度も切り出す私に涙ながらに謝罪し、言ってなかっただけで好きだったと繰り返し、別れを強く拒んだ。

本当に強く別れを拒まれたのだけれど、何度も好きだと言われたけれど、私の自己肯定感が上がることは無かった。


理由は大きく分けて2つある。


一つ目は、自分に自信が無いから。

彼のアルバムにいる女の子の写真を見た時、客観的に見て私より全然可愛いと思った。

前から容姿を彼に褒められることはなかったけれど、もっとこうした方がいいんじゃない?とか、イモっぽいところがあるよねと言われることがあった。

自分でもおしゃれをしているつもりだったが、同時に共感もできた。だからメイクを研究したりダイエットもしたけれど、自分でもそこまで大きく変われた自信がなかった。


自他共に私の容姿を認め他いなかったから、高校生の時よりはマシな容姿なはずなのに全く自信がなかった。その結果自己肯定感が低かった。


二つ目は、彼に対する信用がゼロになったから。


いくら弁解されても一切響いてこなかった。

全ては行動が語っている、彼は私にずっと興味がなかったし可愛いとも思っていない。他のもっと綺麗で可愛い子にしか興味がない。何を言われても今もそう考えてしまう。


色々あった今、彼は好きとたくさん伝えてくれるし沢山褒めてくれるけど、正直あんまり嬉しくないし全然響いてこない。


あれから私は3キロ痩せて、メイクもスキンケアも服も買い集めて自分なりに容姿を変える努力をした。

すると、ナンパされる数が増えた。

そんな今、彼からの褒め言葉より、誰だか知らない男性の言葉の方がよっぽど説得力があって嬉しい。

私の自己肯定感は以前より上がったが、それは今となって頑張って言葉で好きを伝えてくれている彼のおかげでは全く無い。


じゃあなんで今も付き合っているのかと、疑問に思う意見はがごもっともだと思う。

多分二年半という年月を重ねて私は彼に依存している。情が抜けない。だから別れたらしばらく辛い時期がどうしても続くのが耐えられない。要するに甘えているのだ。


だから彼にもし数年後プロポーズされても迷った末に断るかもしれないな、と思いながら付き合っている。

今はもっと自分に自信が持てたら彼への未練も無くなるのでは、と都合の良い考えを頭に置きながらダイエットを継続している。


振り返ると、私の自己肯定感の基準は好きな人からの評価だ。それが今回たまたま容姿について酷評を受けたから、私は今容姿にかなりこだわるようになった。これはきっと彼のせいではなく、そんなちっぽけなものに執着してしまう自分の視野の狭さのせいだ。

そう思いたいけれど、考えてみると容姿ってかなり大事なのでは?美人であればあるほど得をする世の中なのでは?と考えてしまうばかり。

しょーもない人間だな、と我ながら思います。