※これは本当に実話です※
駅までの道
遅れて建物から出ると彼さんが消えていた
初めは先に歩いていってるのかなと普通の速度で歩いた
会わないしいない・・・
まって
とラインして発信もした
未読
わざと消えたんだなと確信に変わり、もう少し歩くと駅前に着いた
彼さんはいなかった
ラインをブロックされたのかと焦り、本物の電話番号に発信した
出ない
メールを送った
今から○○○に行きます
また携帯番号へ発信したけど出なかった
ラインも未読
歩きながらラインはブロックされたのかとやっと確認してみるとブロックはされていないことが判明して安堵した
それでも落ち着いて考える時間がないので彼さん方面の電車に飛び乗り、1つ目の乗り換え駅でラインとメールした
いまほーむ
発信
○○○線のホームにいます
○○○で待ってて
そこは彼さんがこの次に乗り換える駅だ
でも返信はないし未読で、先に行っているのかどこかで油を売っているのかもわからずにほとんど諦めていた
電車に揺られている間は連絡はせず、それからしばらくして乗換駅に着いたので、間に合うかいるのかわからないまま彼さんが最後に乗る電車まで走った
それは短い車両で、車内を全部確認しても彼さんを見つけることができなかった
涙目になった
だから駅員さんに一度改札から出たいと伝えて出してもらい、諦めて帰宅するためにたった今乗ってきた路線に戻り改札を通って最後のラインをした
画面内は未読のままで、本当に最後のラインのつもりだった
(最後の路線)○○電車も探しました
ストーキングだね
家に帰りますね。見つけられなかったよ
そして画面を閉じようとした1分後。急に全て既読になり、返信がきた
今〇〇過ぎたとこ。何時何分に着きます
私はもう自宅に帰るところだったから、ギリギリのタイミングでの既読と返信に心が叫びそうになった