胸までしかも直に触られ混乱して、
常におーおーおーおーって言いながら力を込めて彼さんを制止させて、
でも彼さんは少しだけ格闘技の経験者で、
私の怪力をもってしても何もできなくて、
どうしよどうしよってなったままカラオケを出て、
凄く強く手を握られて引っ張られて、
その場で検索したホテルの方向へ物凄い力で連れて行かれました
恐怖で腰がぐにゃぐにゃする感覚でした
混乱。困惑。どうしよどうしよってなって、やめよ駄目だよ帰ろって必死で出せる限界以上の力を出して手を振りほどいて、なんとか彼さんを止めました
彼さんは本気を出せば連れ去る力はあったそうで、だけども嫌がる女性相手に力を緩めたそうです
私も会っておきながらそこまでする覚悟で会ってなかったしどうしたらいいか判断する暇もなかったけれど、彼さんを止める事が出来て心から安堵しました
そしてまだ鼓動も速いまま駅まで行きました
どうしようしてしまう!とあの時の緊張感は相当なものでした
彼さんはもう理性が崩壊していたのと、やっぱ自分では駄目かーのショックなのと、私のおーおーおーおーという変なリアクションが大変強く記憶に残っているらしく、いつもこの話になるとそこをいじってきます
駅から二人でタクシーに乗ってからは(時刻は多分9時半くらい)、私は、のこのこ会っておきながらするのを断ってしまって悪いなって気持ちが強くて、タクシーを降りるまでずっと手を繋いでいました
彼さんが嫌で断ったんじゃないって態度で示したかったんだと思います
こんな展開の早い男性は初めてで読めなかった
ドキドキドキドキした
そしてする事を断ったのにその日も次の日もラインは続きました
好きなのに進めない、の葛藤は続き、その後も彼さんは会う度に抱こうとしてくれて軽く襲われては断り、でも私は彼さんと会い続け、1ヶ月半後、私達は、最初のデートから数えて4回目で本当に繋がる道を選びました
ああ、という落胆と、二人溶けて液体となって混ざり合ったような幸福感が共存していました
そして彼さんだけに背負わせてはいけないという思いから、
本当は私だってずっとこうしたいと思ってたんだよ
と、一つになった直後に伝えると、彼さんはなんて素敵な事を言ってくれる女性なんだと強く感動しました
(補足。2つ目の記念日は、この繋がった日ではありません 付き合おうって言葉を交換した秋の日の事です)
それからは、
たった一回したくらいで私は気にしない。だから彼さんも気にしなくていいよ
と何回か伝えましたが、彼さんが、
やり逃げですか?遊びですか酷いな
と言い、それは違うと弁明し、そこからは会う度にするようになり、私は告白を待ちましたが彼さんは自分達には付き合うも何もないという認識で、だから私がきちんとした関係にしてとお願いし、秋のある日、
付き合って下さいと言ってくれました
(言わせました)
これが本当の交際記念日です
この周年記念日は平日が全部でしたが、困らない程度のプレゼントやおやつをなんとか渡して、一年間の感謝を伝えるようにしています
しかしもうあげるものがありません
初めてキスした日は同じ場所で遊びます。今から楽しみです
ご覧いただきありがとうございました
いつも脳天気なまぬけブログを書いていますが、いつもこれからどうなるんだろうって思いは消える事はなく、行くも止めるも怖いです