「数たちは、いつも静かに並んでいる」
丸い者もいれば、角ばった者もいる。
偶然を好む者、規則を守る者。
この世界は、整っているようで、どこか不安定だ。
その中に、割り切れない者たちがいる。
誰ともきれいに分かち合えず、
何かに収まることもなく、
それでも確かな存在感だけは残していく。
それでも、最後まで余りとして残る者がいる。
計算の途中で弾かれ、規則の外で立ち止まり、
「きれいに終われない」ことを、
むしろ誇りのように背負っている数。
答えは、声高に名乗らない。
ただ静かに、余りとして残っている。
――さて、あなたはどの数字を選ぶのだろうか。
