予告しておりました通り、今日5月22日から3日間東京ビッグサイトで行われているNexTech Week 2024【春】の初日に参加しましたので、今日の感想を述べたいと思います。

 

 

 

先々週のEDIXでも満腹感がありましたが、またもや素晴らしいイベントで初日から多くの学びとインスピレーションを頂きました。

 

このイベントに参加した意図は、やはりChatGPTに代表される生成AIの最先端技術をより深く理解したいということと、量子コンピューティング研究の現状についての知見を得たいということの2つでした。

 

カンファレンスの内容も興味深いものがあり、3日間で8つのカンファレンスに参加させていただくことになっていますが、今日は2つに参加しました。

 

1つ目のカンファレンスは、野村総合研究所(NRI)の藤吉さんの量子コンピューティングの現状についての講演でした。藤吉さんもエキスパートリサーチャーという肩書をもっておられ、ある意味で私と同じような視座から現状をとらえておられるのか、私の知的欲求を大いに満足させていただけました。量子コンピュータが安定的に機能するためにはいくつかの問題があるけれどブラックスワンになりうるというお話だと受け止めました。ブラックスワンに関しましては、下にリンクを貼っておきます。

 

 

ちなみに私は量子コンピュータに対する期待を込めてQuantum Leapと呼んでいます。量子コンピュータが私たちの日常に入り込んでくる時期についてはいろいろな方が色々な予測を立てていますが、私は2040年頃にはそういう時代になっていると予想します。

 

とても興奮して聴講していましたので、なんだか熱量のこもった記述になってしまいました。明日以降も楽しみです。

 

ChatGPTに代表される生成AIの話は、後日投稿します。ただ一言だけ、人工知能学会のブースがあり、そこで教育に関する特集が掲載された学会誌(人工知能学会誌 Vol.39)をプレゼントして頂きました。帰りの道すがらパラパラと目を通しましたが、大阪大学大学院医学系研究科の溝口理一郎先生の『「分からない」状態のモデル化』という論文が印象的で目からうろこでした。今月末に浜松で人工知能学会が開催されるとのことで是非にと思いますが、お財布とも相談して決めます(スタートアップの資金繰りが大変なもので・・・)。でも、人工知能学会には入会させていただこうと思います。全然一言じゃありませんでしたね。学会誌の定価が2640円、大盤振る舞いをしていただきました。ここに感謝の意を表したいと思います。