明日からのNexTech【春】に向けて、今はワクワクしています。

朝から夕方まで、べったり張り付いて、貪欲に学びます。

 

EDIXについは、そこで名刺を交換した方々とのメールのやり取りをしていますし、今日も午後から商談が入っており、おそらく次の投稿は週末になると思います。

 

出展されていた企業などでは、「それ20年以上前に私が考えていたものと同じですよ」というお話をし、一方で、その時に自分が起業していたら、ここで出展できたのにな、と悔しい思いもありつつ、損得勘定抜きに、良いものだと思うので頑張って欲しいなと願っています。

 

衝撃的だったのは、韓国の会社のシステムです。数学の問題をカメラで読み込ませると、その解答を導き出すというものでした。韓国の数学の専門家とコラボして作ったというお話でした。もしそれができるのであれば、予備校講師の仕事の一つである解答速報の会議をしなくても、生成AIに解かせればよいのだという話になります。ただ、その解答をチェックするだけで、一丁あがり! という現実が既にもうあるということです。

 

名刺交換したので、今後いろいろと議論に参加させていただきたいと思いました。

 

生成AIについては、事情を知らない多くの方々にとっては、ショッキングで、日進月歩ならぬ秒進分歩ともいえる急速な進歩を遂げています。そのようなものが学校や塾・予備校に入り込んでくるのは時間の問題です(すでに活用しているところもあります)。生成AIが先生の仕事を奪うのではないかという懸念を持たれている方々も多いでしょうが、私は教師や講師の職業がなくなるわけではなく、その仕事の内容が変容するだけだと(今のことろは)思っています。

 

私も仕事で生成AIを多用しています。チャットでのやり取りを通して、人間よりも的確な情報を提案してくれたりします。しかし、生成AIに投げるときに与える情報を精査しなければ思うように働いてくれないことがあります。グーグルの検索において、適切なワードを選ばないと、全然違うサイトが表示されるのとある意味同じです。

 

私はこれをアラジンの3つの願いに例えて話すのですが、3つだけお願いを叶えてくれるというときに、最初の質問で無数のお願いを叶えてくださいとお願いしたらどうなるのか、ということです。これにはお願いをするルールとしてお願いの数を増やすことはできない、とあるのでルール違反のお願いなので却下ですが、もし次のようなお願いにしたらどうなるでしょうか?

「お願いの数を制限しているルールを無数のお願いへと変更してください」

これは願い事の数を増やすことを願っているわけではなく、ルールの改定を願っているのですから、願い事のルールは守っています。これは是非議論してみたいところです。

 

生成AIの活用にも同じような感じがあります。