「人間の悩みは、全て対人関係の悩みである」

 

 

150万部を超える大ベストセラー

『嫌われる勇気』によって

 

 

世間での知名度が一躍上がった

心理学者アルフレッド・アドラー

このように言っています。

 

 

 

 

 

嫌われる勇気の中では、

「どうすれば人は幸せに生きることができるか」

という哲学的な問いに、

 

 

きわめてシンプルかつ具体的な
“答え”が提示されています。

 

 

 

この答えの真意を理解すると、

モヤモヤして毎日不満そうに

俯いて歩いていた自分を変化させる

きっかけをつかむことになるかもしれません!

 

 

 

 

 

ズバリ、その答えを一言で言い表すと、

 

=====================

 

『”自分の課題” と

 ”他者の課題” を分離させる』

 

=====================

 

ということです。

 

 

 

 

 

 

これは、一体どういうことなのか…?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

我々日本人は、どちらかというと
どうすれば人に嫌われないか?

と、人に嫌われないように人に好かれるように
教育され、今まで育ってきています。

 

 

 

その考え自身が、人を苦しめ
生きにくい世の中にしています。

 

 

 

その考えを根本から覆すのが

「アドラー心理学」です。

 

 

 

 

 

現在注目を集めるアドラー心理学、

その真髄は「嫌われる勇気」だといいます。

 

 

 

 

アドラー心理学の求める本質とは、

 

 

●「人は変われるのか」


●「幸せとは何か」
 

●「自由とは何か」

 

 

 

を軸とした、人の心の求める
本質に迫る心理学です。

 

 

 

 

アドラー心理学の考え方で大前提となるのは、

 

「全ての悩みの根源は人間関係によるものである」

 

というものです。

 

 

 

 

 

アドラーは等感についても
バッサリと言い切ります。

 

 

 

 

我々が抱える劣等感とは、
「他者との比較」から生まれるものであり、
「対人関係の悩み」である。

 

 

 

 

そして、

もしもこの世界に自分以外の
誰ひとりも存在しなければ、
あらゆる悩みはなくなってしまうのです。

 

 

 

 

劣等感が強いと、人は

「劣等コンプレックス」

を生み出します。

 

 

劣等コンプレックスとは、

「○○だから☓☓出来ない」

という

 

劣等感を言い訳に使ってしまっている
誤った考え方のことです。

 

 

 

 

 

これはあなたが勝手に決めたことであり
正しい考えではありません。

 

 

 

 

そこには「本人がやりたくない原因」が潜んでおり
それを言い訳にしてしまっているそうなのです。

 

 

 

 

 

実は、

 

「本当に出来ないのではなく、やりたくないから
その言い訳に○○というものを使っているに過ぎない」

 

のです。

 

 

 

 

これは典型的な言い逃れであり、
人生への逃げの考え方なのです。

 

 

 

 

これをアドラーは「人生の嘘」と言っています。

これは自分が言い訳を言い出した時、
改めて考え直してみたい興味深い心理です。

 

 

 

 

 

人から嫌われる勇気を持つ。

 

 

 

 

人から嫌われるということは、

自分が自由に生きるために
支払わなければいけない償であり、

 

それが自分自身が
自由に生きていることの証にもなります。

 

 

 

 

すべての人に好かれようとする人生は
素顔の自分ではなく、偽りの自分を演じる
ことになるので全く自由ではないのです。

 

 

 

 

他者からの承認を求め、他者からの評価ばかり
気にしていると、最終的には
「他者の人生を生きること」になってしまいます。

 

 

 

 

 

ここで、

仲の良い友人とカフェで話しているシーンを

少し想像してみてください。

 

 

 

友人A

「B子ちゃんってほんと自分中心って感じで、発言もほんとKYだよね~。

 ありえないわ。あなたもそう思わない?」

 

 

 

 

あなた

(また人の悪口かー。

 私、陰口とか言うの気分悪くなるし、嫌なんだよね…。)

 

 

 

「…そうだねえ。

 ちょっと空気読んで行動したほうが良いかもね~。」

 

 

 

(あまり人の陰口良くないって伝えたいけど、

 A子ちゃんにウザい奴って思われても嫌だし、話合わせとこう。)

 

 

 

 

=> 人の愚痴で盛り上がる

 

 

 

 

 

なたにもこんな場面ありませんか?

 

 

 

 

 

●自分の本当の気持ちには蓋をして、

 他人にどう思われるかを必要以上に気にする。

 

 

 

●人には嫌われたくない。

 

 

 

 

 

アドラーならそんなあなたを見て

こう言うことでしょう。

 

 

 

 

『自分と他人の課題を切り離しなさい。』

 

 

 

 

もしあなたが、友人に

「あまり友達の悪口は言わないほうが良いと思うよ。

 そういうのは自分に返ってくると思うし。」

 

 

と、嫌われる勇気を持って本心を伝えたとします。

 

 

 

 

 

そのあと、友人Aはもしかしたら

「なんなの良い子ぶって。ウザいんだけど。」

 

と攻撃的な感情をもって言い返してくるかもしれません。

 

 

 

 

 

しかし、

「うん、確かにそうだね。あまり友達のことを悪く言うのは良くないね。」

 

と自分の発言を反省するリアクションを取るかもしれません。

 

 

 

 

自分の行動に対して、他人がどういう反応を取るかは

『他人の課題』だということです。

 

 

 

 

『他人の課題』について必要以上に気にすることは止めて、

『自分の課題』を解決することに集中しましょう、

とアドラーは言っているのです。

 

 

 

 

 

 

 

今やろうとしていることは誰の課題なのかを自分で考え、
もしもそれが他人の課題であれば、考えることを止める
勇気を持たなければなりません。

 

 

 

 

そして、自分の課題だけに集中するのです。

 

 

 

 

誰かの課題をその人に好かれるためだけに
やるというのは愚かなことです。

 

 

 

 

自分の課題なのか他人の課題なのかを判断する

「課題の分離」をして、

「嫌われる勇気」を持つことが大事なのです。

 

 

 

 

 

 

今回の記事を読んで、

「嫌われる勇気」に興味を持たれた方は、

ぜひ読んでみることをオススメします。

 

 

 

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少し内向的な性格な私の友人も

「この本にもっと早く出会いたかったなあ。」

と言っていました^ ^

 

 

 

 

それでは今日も最後まで読んでいただき、ありがとうござます!