兵庫県宝塚市役所で負傷者５名の事件が発生し、にわかに「モンスターシチズン」という呼称が使われ始めたそうです。
過日 関西の自治体で窓口業務を視察した際に生活保護関連窓口や国民健康保険および市民税徴税部門で対応される職員さんに対し大声で詰め寄るハードな環境で勤務されている実態を拝見しました。
民間企業であれば「お客様相談課」が対応する様な内容であっても若い職員さんが一生懸命 窓口で相談にあたっている姿を目の当たりにしているので入庁数年しか経っていない職員さんも含む”一律給与カット”には違和感を感じます。今後 各自治体で人件費削減議案が出される際にも、あくまで最初は議員＋特別職 その後 上～中級管理職 というのが筋ではないかと思っております。
これまでも一般質問や所属委員会で生活保護や徴税担当部門への人員増強や予算増額を要望して来ましたが、今後も最前線で働く職員の方々への配慮は不可欠であるという事を再認識した事件であり、各種イベントに行政マン（ウーマン）の貴重なマンパワーを充てるのではなく あくまでも市が行うべき本来の業務の強化を最優先にすべきであるとの考えでおります。