今大阪の街では天下を2分する「関ヶ原の戦」
の様な選挙が行われています。
↓選挙管理委員会HP
http://www.city.osaka.lg.jp/contents/wdu240/shicho_chiji/
27日が投票日で投票率も過去最高となる筈で
すが殆ど報道されないのは改革されると困る
方が余りにも多い為です。政策・争点を端的
に要約しますと
平松市長側
今後も行革(節約)を始めとした様々な政策を
強力に推進し新たな産業の育成を目指す。
@従来から何度も繰り返し聞いてきたお馴染みのフレーズ
橋下候補側
大阪都構想で既存の行政システムを”リセット”
して1から作り直す
@主に2重行政の無駄の解消
既存行政システムをリセットする為には相当
な痛みを伴うので公務員の方や労働組合の方
を中心に民主・自民・共産が総力を挙げて
現職側を必死に応援しています。
対する橋本陣営を応援するのは目下非常に
厳しい生活を強いられている方や既得権を
殆ど持たないが故に行革をしても痛みを感じ
ない民間企業で汗を流されている普通の方
です。
どちらの陣営が勝利しても教育・医療・
介護福祉と言った市民生活に必要な行政
サービスは死守して欲しいと心から願うと
同時に、真っ先にメスを入れるべきは入札・
補助金・外郭団体といった既得権益の分野
である事は間違いありません。
減税と議員歳費削減だけが主争点で選挙後も全
く好転しない名古屋の選挙とは大きく異なります。
27日投開票の大阪市長・大阪府知事のダブル選で、朝日新聞社
は19、20の両日、市内と府内の有権者にそれぞれ電話調査し、
取材とあわせて情勢を探った。市長選では前府知事の橋下徹氏
が一歩リードし、現職の平松邦夫氏が懸命に追う展開。知事選
では、地域政党・大阪維新の会の松井一郎氏と前大阪府池田
市長の倉田薫氏が競り合っている。ただ、投票態度を明らかに
していない人が市長選で3割、知事選で5割おり、情勢が変わ
る可能性もある。
投票態度を明らかにした人を分析すると、大阪市長選では、
大阪府知事を任期途中で辞任した大阪維新の会公認の橋下氏
が、維新支持層をほぼ固めた。民主支持層や自民支持層の
半数に浸透。無党派層の支持も6割と厚い。20代から60代
までの幅広い年齢層でまんべんなく支持を得ている。投票
する際に一番重視することで「政策や公約」を挙げた層での
支持が7割もある。
民主党府連が支援、自民党府連が支持する平松氏は、民主
、自民両支持層のそれぞれ5割近くを押さえた。自主的に支援
する共産党の支持層の支持も受け、追い上げを図っている。
70歳以上の高齢層の支持が高い。一番重視する投票基準に
「人柄」と答えた人の6割近くが支持している。
市長選に「大いに関心がある」と答えた人は57%で、2007年
の前回市長選の28%のほぼ倍に。大阪都構想や政治手法を
めぐり真っ向から主張がぶつかりあう選挙は有権者の関心を
高めており、投票率が前回の43.61%を上回ることも予想
される。