一般家庭で普及が進む10万円未満の簡易線量
計は”誤差が大きい”と言う記事がありました。
確かに0.20mSv/時以下の低汚染地域で表示
される値は数値がなかなか安定せず振れ幅も
大きいのですが、逆に数値が2.00mSv/時を
超える飯館村の様な高汚染地域では高額
(多分1500万円位?)な機器と比較しても
それ程誤差がなかったのは逆に驚きでした。
↓住民避難後の飯館村、村内の様子(動画)
http://www.youtube.com/watch?v=pHgrpX5FeqI
↓福島県での汚染除去に関する過去ログ
http://ameblo.jp/nexturayasu/entry-10996697157.html
多少の誤差がある事は十分承知の上で
「見えない」放射線の存在を知るための”道具”と
して複数台を活用して今後も安全測定を行います。
↓誤差を見越して測定は必ず複数台で実施します
http://ameblo.jp/nexturayasu/entry-10946174367.html#main
<毎日新聞 2011年9月8日 20時13分>
国民生活センターは8日、10万円未満の放射線
測定器9種類について「測定値が正確でない」との
テスト結果を公表した。
↓該当する9種の簡易型線量計
センターは6月下旬、通信販売のサイトでいずれも
中国製とみられる9商品を購入。大気中の値を測ると、
9商品ともに国際規格を満たした測定器の値より高く、
4倍近いものもあった。
また毎時0.06マイクロシーベルト以下の低線量
を正しく測れなかった。セシウム137を照射すると
9商品ともに実際の数値より低い値を示し、線量に
比例してばらつきが拡大。実際の数値との誤差は
30%を超えた。
センターの石崎行男課長は「安価な商品の精度は低く
食品や飲料水の測定はできない」と話した。
9商品は以下の通り
AK2011
BS2011+
DoseRAE2←私が使用している機種
PRM-1200
DP802i
FJ2000
JB4020
RAY2000A
SW83
SW83a
このうちDoseRAE2,PRM-1200は東京都が
70台購入し空間放射線量の測定のため、23区
を含む区市町村に1、2台ずつ貸与している。
都福祉保健局環境保健課は「簡易な計測しか
使えないと断ったうえで貸している」と話している。