新庁舎計画については大いに疑問を感じています。
理由は以下の通りです。
1 110億円の事業費は余りに高額。
2 高額な事業計画であるにも関わらず
議会で殆ど議論がされていない。
3 選挙選期間中は”政策”として誰も触れて
いないにも関わらず、選挙が終わると
”絶対必要です!”と計画が蒸し返される。
4 「絶対必要!」と主張しているにも関わら
ず、今年の予算には新庁舎関連費用が
一切計上されていない。
5 4月の市議会議員選挙でも候補者が争点にしない
(特に現職)
年間歳費の約2割に相当する”巨額な費用を伴う計画”
は十分な議論を重ね、他に緊急性の高い問題や
課題がないかを確認した上で慎重に進めるのが
まっとうな感覚をもった市政・議会です。
市長選・市議選いずれの場合も立候補予定者は
新庁舎計画に対する姿勢を明らかにした上で選挙
に望むべきです。
何故ならその”政策(姿勢)”に対して有権者が判断し、
下された審判が”民意”だからです。
地震が来たら倒損壊するレベルの学校の補強や
要介護5レベルの市民が入れる介護施設の確保と
いった緊急を要する事業こそが最優先であるべき
だと私は考えます。
従来の選挙では常にバラ色の政策ばかりが謳われ
ますが限られた財源で政策を実現する為には
優先順位の策定と事業の取捨選択が必要です。
国政では「増税の前にやるべき事があるだろう!」
市政では「新庁舎の前にやるべき事があるだろう!」
これが私の政策スタンスです。