ちょうどこの時間、全身麻酔から覚めて痛さと格闘していたんだ。


痛くて痛くてきっと目が覚めたら髪の毛全部真っ白になっているんじゃないかと思った。


何度も吐いて、何も食べてなんかいないのに吐いて、何度もナースコールを押して。


酸素マスクも朝までずっとして。


でも、あっという間に1年が過ぎた。


相変わらず、生きたいのか死にたいのかわかりもせずに、ただ1年が過ぎた。


空虚さ隠して普通に生きる。


でも久しぶりに摘出した写真を見ました。なんだかお葬式みたい。


悲しい気持ちがふたを開けてしまった。