2026年7月5日(日)
朝、主人の喚き声が聞こえる。
何事かと部屋に行くと、自分でリハパンを履こうと試みた様で、
「リハパンが履けない、破けてしまった。」、「パンツ一つ履けない」って嘆いていた。
家でOTさんに着替えの練習をしてもらってるけど、、
見てたら左袖を渡して通すって感じで、自分一人で着替える練習になってない感じ。
自分で着替えようとして、ズボンの左側に両足入れたり、上着の前後が違って背中に前開きのボタンがあっても何が違うのか分からないらしい・・
そんな主人を見てたら・・・なんとも言えない気持ちになってくる。
主人もオカシイのは分かるけど、どうしてなのかがわからないみたいで、苛立ちや悲しみ(?)を感じてる様。。
できるようになった?!って思ったのに翌日にはできなかったり・・
何ができて、何ができないのか、、
何を覚えていて、何を覚えてないのか、
主人も分からないみたいだし、
私も見ていて分からない事が多い。未知の世界・・
病院で相談して、失行があるのかもってことだけど、
STさんがその後見たら、出来たりして、なぜ?って感じのことも。。
障がいのことは主人が倒れるまで全く興味がなく自分には関係が無い事だと思っていた。
高次脳機能障害については言葉すら知りませんでした。
主人が障がい者、高次脳機能障害となったことで、別世界に迷い込んだみたいな感じです。
月に1度、上司と電話での報告の時は、会社の事を良く覚えてるみたいで上司と普通に会話してます。上司も「脳は大丈夫」って思ってるみたい。
高次脳機能障害の事は言ってないので・・
上司が「脳は大丈夫だと分かってるし」って、その言葉を聞くたびに、私はどうしよーってくらっとします。
少しずつ小出しに、、って、「まだ回復途中なので、疲れやすく集中力が続かない」ってさらっと言っても、上司はまぁ今はそうでしょうね~っ的な・・
そりゃ、、普通、高次脳機能障害なんて知らないよね。。
私は本当のところ、、分かってない、、
入院中は情報を求めて家族会に参加していったけど(☆)、家族会にそんなに早くから来てる人はいないみたいだった。
次に、復職に向けて両立支援の勉強会に参加(☆)したけど、精神やガンがメインだった。
そして資格があっても実務経験のない方に当たった場合、勉強ネタになるだけかもという不安も感じた。
高次脳機能障害に関するセミナーを見つけたら参加したりもした(☆)。
概要が主で、、結局のところ人それぞれだとなる・・。
それじゃ、もっと知識をと思ったら、参加対象が医療従事者限定になってしまって参加できず。今から専門学校に行くとなるとお金も時間もかかるし、資格が欲しい訳じゃない。
障がい者を支援する側の集まりにも参加してみた。
ご本人の意向とは関係なく部署異動で障碍者支援になった方の発言が未だに忘れられない。
「なんで障がい者になってまで働こうとするんですかね?」って平然と質問されて、
「そりゃ、お金のためですよ」って他の方が答えられていた。
・・・
聞いていて、、ショックだった。。
働くことは、それだけじゃないと思うんですよね。。
ただ仕事として支援業務をされている方で、そういう考え方しか持たれてない人もいるんだなって現実を見ました。。
他に、障碍者支援に関するセミナーに、当事者の家族とは言わずに参加して、「支援をするにあたってどういう知識が必要でしょうか?」って質問した。
支援者の方が、「中途半端に知識を付けてそのバイアスで見てしまうのはよくない。障害の有無は関係ない、結局は人です」って言われてた。
結局は、人。。
主人は、主人だと思う。
ただ、以前の主人を垣間見てほっとする時と、
変わってしまった主人を見て、、なんとも言えない気持ちになる時がある。
未知の世界に、主人も私も迷い込んでしまった。
未知の世界で、迷路に入り迷子状態。。
いつか迷路から抜けだせるのでしょうか・・・?