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おきてがみへ
麻薬が満盈する最悪のスラム街、
ニューヨーク サウスブロンクス
少女の名前はエリザベス・マーレー、
通称「リズ」
薬物中毒の両親、貧困、いじめ、矯正施設収容、
家庭崩壊、そして十五歳でホームレスに。
最愛の母をエイズでなくした後、高校に戻り、
学費を払うためにアルバイトをし、
アルバイトが終わると、
学校に戻って深夜まで勉強の繰り返し。
ホームレスのまま勉強を続けてハーバードに進学。
努力の末に２００９年ハーバードを卒業しました。
「人生は環境では決まりません。
どんな人間になりたいか、その意思が未来を決めるんです」
とリズは話しています。
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今年度の最低賃金基準作りを、
26日から中央最低賃金審議会が始めた。
都道府県ごとに決まる地域別最低賃金が、
10年に生活保護水準を下回ったのは、
北海道、宮城、東京、神奈川、広島
の５都道県。
11年に新たに生活保護水準を下回ったのは、
埼玉県と京都府、大阪府、兵庫県。
不思議なのは、
生活保護制度も最低賃金制度も
厚生労働省の管轄。
働かない（働けない）人よりも
働く労働者が冷遇させているのは、
厚生労働省のお考え。
生活保護以下の労働賃金は、
どう考えてもおかしい。
使用者の資質が問われないのはどうしてだろう。
使用者でいることがそんなに大変なら、
労働者に変わればよいだけです。
使用者の器量が元々備わっていない使用者を、
優遇するあまりの制度矛盾。
いつまで続くのか逆転現象。
