グサッ!
何気ないことばがこころに突き刺さる
突き刺さったトゲは簡単には抜けない
何気ないことばであっても
受け手によっては「ことばが、グサッ!」
なんでこんなんで傷つくの?
人を傷つけるようなこと何も言ってないのに・・・
このような経験、一度や二度はあるはず
それだけ、ことばの重みってすごいこと
「そんなことわかっているわ!」と思っている人ほど
取り返しのつかない軽率な発言、気をつけましょう。
人間というのはおかしなもので
成功した人の「ことば」に、なぜか心酔するんですね。
「○○語録」なんてものを読んで、自分もその気なっている。
読むだけで「満足」、行動には移しませんが・・・
これって、今、あなたが働いている会社の上司では?
そう言えば、「心のさけびはことばのさけび」と
言った友がいましたね。
心で思っているから
ことばとして発せられるのだと。。。
うんうんとうなづいている”あなた”
ことばには本当に気をつけましょう。
経験談をひとつ
「出世にこだわらなかった先輩と出世にこだわった先輩のはなし」
どこにでもあるような話じゃないですよね?と聞こえそうです。
でもまあ聞いてくださいよ!
出世にこだわった先輩
仕事もばりばり、かっこいいな、あこがれるな
でも、発することばって
「○○君 アレ仕上がってる? 社長に何時までに報告するんだけど」
「なぜ出来ていないんだ あれほど言っていたのに」
ようするに自分の仕事の成果だけを気にしている人でした。
片や出世にこだわらなかった先輩
素朴で人懐こい笑顔、話しやすい人だな、面倒見がいい人だな
発することばって
「○○君 この企画書ものすごくいいね」
「でも何か足りない気もするんだな。一緒に考えて最高のもの作ろうよ」
部下を育て、部下の成果を気にしている人でした。
なんだ、やっぱりどこにでもある話じゃないですか。
そうですね。どこにでもある話でしたね。
でも、この2人の先輩 その先どうなったか知りたくないですか?
知りたい、では教えます。
出世にこだわった先輩は、転職の繰り返しと聞いています。
今は何をしているかわかりません。
出世にこだわらなかった先輩は
大手電気メーカーのグループ会社の社長です。
今でもしっかり人育てしています。
ことばは刃物
ことばは凶器
でもことばは「思いやり」
ことばひとつで社員を生かしもすれば殺しもする
ことばってすごい!
「思いやり」のことばを口に出来る人はすごい!
それでは、本日はここまで
助成金と人事制度構築専門家~社労士 大崎 節男でした。