私のお客様で良く見受けられるケースですが、ECシステムを改修したいニーズがあり、改修要望も膨大にあります。
例えば・・・
・お客様が購入時に選択する配送日程を商品毎にロジックを変更したい
・リアル店舗とのポイント連携をしたい
・売上伝票の消し込み作業を自動化したい
・レコメンドエンジンを導入したい
・複数ネット店舗とリアル店舗の在庫を統合したい
その他色々と要望があります。でも予算は限られており、当然無限には使えません。
さて、皆さまがEC運営の責任者ならどのように優先順位を付けてゆきますか?
意外と優先順位付けに社内ルールが無く、混乱を招くケースを多々見受けられます。
では上記の回収要望の場合、例を2つ出してアドバイスします。
■ 配送日程を商品毎に変更する
この場合は多分通常の配送と違った予約商品、或いは生鮮品、大型商品等が考えられますが、
このロジックを組み込む事で今まで手動で変更のやり取りをしていた人的工数がどの位セーブできるのか?
・改修費用(60万)
・人的工数(5人日x8千円=4万/月)
・費用対効果 = (60万÷4万=15か月) 16カ月後に効果が出る計算です
■ リアル店舗とのポイント統合
リアルの店舗会員をECでも購入させたい為のポイント連携と考えた場合。
・店舗数10
・会員数3万人
・ポイント残600万(100円1ポイント、会員平均購入額2万の場合)
・システム連携費用1000万
・連携による店舗からECへの誘導率初年度15%
・費用対効果 = ((15%の会員4千5百人x2万=9千万円)-(600万x15%=90万)-改修費用1000万)
7910万円の効果(ディスカウント率30%かけても5千5百万の効果)
このように具体的に費用対効果を明確にした場合、おのずと優先順位が決まってくるのではないでしょうか?
勿論ポイントに関しては机上の計算ではありますが、一つの指標として同じ視点で数字としてはじき出し、社内の色々なしがらみや環境を考慮に入れて検討する事をお勧めします。

