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Ryの優しく楽しくMLB解説!?

MLBのことがもっと楽しくなるようなブログにしていきたいです。
質問やご指摘も気軽に宜しくお願いいたします。
ちなみにファン球団はオークランド・アスレチックスです

時間も出来たので、明日の12時あたりに続きを書きます。

大変長らくお待たせしましたが、今後とも宜しくお願いいたします。


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   γ´⌒⌒`ヽ  テンションあがってきた
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     し─J


しばらくの急用で、次回以降の投降は、来週までかかるかもしれません

まことに申し訳ありません

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こんにちは、こんばんわ。Ryです。

今回は今まで放置していた(悪気はないんです)FAの仕組みについて説明したいと思います。

前回はFAがどういう過程で誕生して言ったのかを簡略して説明(あれでも簡略化したつもりです)しましたが、今回はFA制度の仕組みについてご説明します(2回に分けた理由はあとで説明します。)

それでは始めます。(まだ前回を見ていないと言う方は→をご覧くださいhttp://ameblo.jp/nextsearch/entry-10871365826.html


FAの仕組み~補償制度とは?~


 1976年にFA制度が施行されてから、メジャーでは今まで安い給料で働いてきた(メジャーでは通常、調停権を得られる3年目まではにメジャー最低年俸近い額しか貰えない(最低年俸は年によって変化するが、今年は41.4万ドル=1ドル90円で3726万円)ことが多い。つまり、3年間はいくら活躍したって同じ給料しかもらえない )選手たちが、続々とFA申請をしました。
  しかし、このままFA制度を認めるだけだと、戦力の偏りが生じ結果として戦力格差が広がってしまう危険が危惧されました。

 そこで1978年に、FAで選手が移籍した球団に対する「補償制度」が制定されました。
 いくつかの改変がありましたが、現在の補償制度は、具体的にこんな感じです。


① その年のFA選手を過去2年の成績によってポジション別に順位付けする


② 上位20%の選手をタイプA21%~40%の選手をタイプBとする


③ タイプAの選手を失った球団は、移籍先の球団からドラフト1巡目指名権を譲り受けた上、補足指名権(メジャーでは1位指名と2位指名の間に補償指名と言うのがある。詳しくは後述)を付与される


④ タイプBの選手を失った球団は、補足指名権を付与される


⑤ ただし、前年度の勝率が下位15位までのチームの巡目指名権は保護され、代わりに2巡目指名権を譲渡する


⑥ これらの補償は期日までに移籍が決まるか、対象選手に球団が年俸調停を申請しなければ発生しない


 ・・・まあこれだけを見ても何を言っているかさっぱりわからないと思います。(実際私がそうでした)

 そこで今回は、いきなり予備知識なく説明されても理解できるわけがないと思い、実際の例を使ってこのFAの仕組みを説明することにしました。

 題材に取るチームは2010年度のタンパベイ・レイズを題材にとって、 FA補償の仕組みを実際に例をあげて説明していきます。

 ・・・と言いたいところですが、このチームについて詳しく知らない人もいるでしょう。そこで前半はレイズの紹介、後半は実際にレイズが行ったオフシーズンの動きについてご説明します。(2部構成にしたのはこのため)

※ここからはタンパベイ・レイズの球団紹介を大雑把に解説していきます。(興味がない方は次の回まで今しばらくお待ちください。)


 タンパベイ・レイズ(当時はデビルレイズ)は、1998年にフロリダ州のタンパという町にできた、メジャーで最も新しい球団の一つです。(もう一つはアリゾナ・ダイヤモンドバックス(以下DBと略します))同じ時期に出来たDBが球団創設わずか4年目にして世界一になったのに対して、レイズは・・・


タンパベイ・デビルレイズ  年度別成績(創設~2005年まで)

1998  162試合 63勝 99敗 勝率.389 東地区5位
1999  162試合 69勝 93敗 勝率.426 東地区5位
2000  161試合 69勝 92敗 勝率.429 東地区5位
2001  162試合 62勝.100敗 勝率.383 東地区5位
2002  161試合 55勝.106敗 勝率.342 東地区5位
2003  162試合 63勝 99敗 勝率.389 東地区5位
2004  161試合 70勝 91敗 勝率.435 東地区4位
2005  162試合 67勝 95敗 勝率.414 東地区5位


 ア・リーグ東地区は5球団で戦っているので、2004年以外はずっと最下位・・・このため「超弱小球団」、「お荷物チーム」と言われ続けました。(実際、ライバルチームはヤンキース、レッドソックスなどの超名門球団に、92、93年度に連覇してワールドチャンピオンになったブルージェイズ過去3度のワールドチャンピオンになったオリオールズなど、メジャーNO.1の厳しい地区だったのも原因の一つです。)
 当然、観客動員数も毎年のようにリーグ最下位を記録し続けていきました。

※年によって161試合になっているのは、メジャーのプレーオフ出場チームと順位が確定していた場合、雨天順延になったままの試合は行われないことがあるから。そのためチームによっては162試合すべてが実施されないままシーズン終了、というケースもあります。


 しかし、2005年にこの弱小球団の運命を変える出来事がありました。

 それは、現オーナーであり投資家としても有名なスチュアート・スターンバーグ氏がデビルレイズを買収したことと、現GM(詳しい内容はまたあとで)のアンドリュー・フリードマン氏(球団内ではベースボール部門上級副社長となっています。)が就任したことから始まりました。

 スターンバーグは、「もし俺が球団を買収したら、ゼネラルマネージャーをお前にやってもらいたい」といい、アンドリュー・フリードマンをデビルレイズのGMに任命しました。(フリードマンは元ウォール街出身の証券マン)フリードマンはこの時若干28歳の若さでした。

 このGM就任に野球界に大きな波紋を呼び、「野球経験のない(フリードマン氏は大学では野球で奨学金をもらって学んでいましたが・・・)元証券マンで大丈夫なのか?」と、就任当時はGMとしての能力を疑問視されていました。

 しかし、この人事は結果的には大正解だったという結果になりました。

 フリードマンの就任後2年は以前と同様最下位でしたが…

2006  162試合 61勝.101敗 勝率.377 東地区5位
2007  162試合 66勝 96敗 勝率.407 東地区5位

 2008年には97勝65敗の成績で地区1位となり見事リーグ優勝を果たすことができ、(ワールドシリーズで敗退)

2010年にも96勝66敗の成績で地区1位となりました。(ディビジョンシリーズ敗退)

 以降、「超弱小」とまで言われたチームは、ヤンキース、レッドソックスを脅かす地区3つめの強豪チームとして今に至っているわけです。


※ちなみに、この2008年のシーズン前に、それまでのデビルレイズ(フロリダ湾に生息するエイ)のニックネームから「デビルを取り、光線の意味もあるタンパベイ・レイズ」と改称している(決して悪魔祓いではありません)


 ところで、先ほど私が紹介した内容だけだと、たんにGMの力だけで優勝したようなものだと(実際に能力はありますが)思われてしまいますが、実は「レイズはそのうち躍進する」だろうと、当時アナリストたちの間でよく言われていたそうです。

 その理由は、ドラフトで有力な選手を毎年獲得(メジャーでは勝率の低い順にドラフト指名が出来るから)できたことが主な理由です。(ドラフトについての詳しいことは、当ブログ基本用語3にて説明しています。)

 この、ドラフトの優遇制度とFA補償制度を巧みに使った補強こそが、レイズが躍進した理由です。

 次回は、実際にレイズが去年のFAでどのような動きをしたかを説明します。

 それではまた次回~

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