Ryの優しく楽しくMLB解説!?

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こんにちは。こんばんわ。Ryです


近いうちに再開できそうなので、かなり間隔をあけてしましましたが、これからもよろしくお願いいたします。

こんにちは、こんばんわ、Ryです。

本当なら前回で終わる予定だったはずですが、私の力不足によって急遽3部構成になってしまいまことに申し訳ありません。

次回からは途中で終わらないよう努力していきますので、宜しくお願いたします。

それでは前回の続きからはじめます。


FAの仕組み~レイズ流のかしこい補強の仕方~その2


 前回は、ペーニャ選手の動向を説明したところで終わりましたが、今回はその続きからはじめます。

 その前に、FAと関連する話で、ペイロールについて説明しなければなりません。ペイロールとは、簡単に言うとチームの年俸総額のことです。メジャーの球団では大抵、年ごとにペイロールがしっかり決められており、GMはあらかじめ決められた予算内でチームを編成しないといけません。

 レイズは2011年のペイロールを下げるつもりだった(理由は後に説明)ので、仮にペーニャに受諾されるとやっかいなことになるから調停を申請しませんでした。
 今回、わかりやすく説明するためにこれも実例を挙げて説明することにします。 

 前回のFA選手の欄に、タイプAのラファエル・ソリアーノという選手がいたと思いますが、彼は2009年オフもFAでした。そのときはアトランタ・ブレーブスに所属していましたが・・・


ラファエル・ソリアーノ投手の過去5年間の成績

     年齢 試合  ERA 勝 敗  S   IP  三振   年俸
2005   25    7.  2.45  0   0   0    7.1     9
2006   26   53  2.25  1   2   2   60.0   65
2007   27   71  3.00  3   3   9   72.0   70    1.2M
2008   28   14  2.57  0   1   3   14.0   16    2.4M
2009   29   77  2.97  1   6  27.   75.2   102.   6.1M

 この成績を見て分かるように、ソリアーノは登板すれば結果を残しますが、怪我が多いタイプで、長期契約を結ぶにはそこがネックでした。また、この年は不況の影響かどのチームも動きが控えめで、クローザーとしてソリアーノより実績のあるホゼ・バルバーディ(現タイガース)という投手もFAになっていたことや、タイプAに分類されてしまったこともあり、いい契約を取れるかは正直微妙でした。

 そこで、ソリアーノはFA市場の冷え込みも考慮して、調停受諾の選択をしました。

 ところが、彼が所属するブレーブスは、彼に調停の申請をして(ソリアーノは断ると思って)指名権を獲得しようと考えていました。

 しかし、彼が受諾してしまったため、ペイロールをオーバーすることになってしまいました。

 しかも、前年度の成績を考えても、調停でこれより下へ(610万ドル)下がることはまず出来ません。

 結局ソリアーノはレイズとトレード(交換相手は09年度の11月に岩村選手(現楽天)とトレードしたジェシー・チャベス投手)し、ペイロールを削減しました。

 ちなみにこの年、ブレーブスはビリー・ワグナー投手(2010年に引退)を獲得したためレッドソックスにドラフト1巡目指名権を譲渡しています。ソリアーノの補償で貰える指名権をアテにしていたんでしょうが‥‥目算が狂ってしまうことになりました。

 このように、不用意に調停を申請すると オフの補強全体に支障を来たしてしまうので、GMには先を読む力と長期的なビジョンを持たなくてはなりません。
 FA選手への調停申請はなかなか単純にはいきません。かなり説明が長くなってしまいましたが、それだけ様々な思惑が絡みあうということです。(最終的には調停申請した7人全員拒否という結果になりました


                       【FA選手を放出した結果】


名前 タイプ        移籍球団              補償内容

カール・クロフォード    FA A  ボストン・レッドソックス      レッドソックスの1巡目&補足指名権
カルロス・ペーニャ .    FA B  シカゴ・カブス            調停をしていないので、無し
ブラッド・ホープ      FA B  サンディエゴ・パドレス      補足指名権
ホアキン・ベノア      FA B  デトロイト・タイガース       補足指名権
グラント・バルフォア.   FA A  オークランド・アスレチックス   アスレチックスの2巡目&補足指名権
ダン・ウィーラー.      FA A  ボストン・レッドソックス      調停をしていないので、無し
ランディ・チョート.     FA B  フロリダ・マーリンズ        補足指名権

チャド・クォルズ.     FA  B  サンディエゴ・パドレス      補足指名権
ラファエル・ソリアーノ   FA A  ニューヨーク・ヤンキース    ヤンキースの1順目&補足指名権

※補足指名権(補足指名)

正式名称:サプリメンタルピックと言われる、1位指名と2位指名の間に行われる指名。新たに発生するものだから、どこかのチームから貰ったりするものではありません。

      参考図:指名の流れ
   │
   │──────────     

   │     1巡目指名        

   │━━━━━━━━━━
   │    補足指名           

   │━━━━━━━━━━
   │     2巡目指名
   │──────────
   ↓

 ここまでで、何かおかしいと思った人がいるかもしれません。そう、タイプAのバルフォアがなぜ1巡目ではなく2巡目なのかと言うことに疑問を持っている方です。

 その理由は、バルフォアをFA移籍で獲得したのはアスレチックスだからです。

 補償制度の

⑤ ただし、前年度の勝率が下位15位までのチームの巡目指名権は保護され、代わりに2巡目指名権を譲渡する

 ・・・にはこう書かれています。

 アスレチックスの勝率はギリギリの15位、そのため1巡目ではなく2巡目なのです。(メジャーのシステムの根幹にあるのは、あくまで「戦力均衡」なので勝率の低い…つまり弱いチームが強くなるようFAでは多少優遇されてるということです。)


 この1巡目指名権と補足指名権を全球団分合計すると、今年は60個と言う結果になりました。

 レイズの元々の指名権に、譲渡された1巡目指名権と補足指名権をあわせると、なんと合計10個もの1巡目指名権を持つことになりました。全体の1/6の指名権は、メジャーの歴史上初のことです。(特に今年のドラフトは新人の豊作年と言われているので、数年後のレイズはすごいことになっていると思います。)


・・・とはいっても、ドラフトで採った新人選手がモノになるのは数年後なので、次は今オフにレイズが行ったトレードなどを簡単に紹介してまとめることにします。


                          【オフシーズンの戦略】


 2011のレイズのペイロールは、5000万ドル以下になければなりませんでした。(ヤンキースやレッドソックスはその倍の1億ドル以上を普通に掛けていますが・・・)

 最大の理由は今期の新人の契約金に使うお金を増やすためです。メジャーは日本と違い契約金に上限がない新人に代理人がついたり、契約金が10億20億掛かったりするなどはザラです。)ため、その分お金がかかるためです。

 しかし、生半可な補強ではヤンキースやレッドソックスには太刀打ち出来ません。そのため今年は再建の年にすることになりました。
 まず、いらない選手を放出することから始めました。DHのアイバー、控え捕手のナバーロ、中継ぎのコーミエ(成績は前回を参照)をノンテンダーFA(詳しくは基本用語集で)で放出しました。

 そしてFA後・・・・

【リリーフ投手成績】

   利腕    名前         年齢 試合 ERA 勝 敗  S  IP  三振 四球 WHIP  年俸

RP  R   アンディ・ソナンスタイン  27  41  4.44  3  1  1   81.0   50  27  1.36
RP
RP
RP
RP
RP
RP  R   ジェレミー・ヘリクソン     23  10  3.47  4  0  0   36.1   33   8.  1.10
RP
CL

 さあ大変です。リリーフ投手が大量に抜けてしまいました!!(へリクソンは先発に転向なので実質一人だけです)このままでは非常にまずいです。(マイナー選手をいきなり上げて使うわけにもいかないので)

 とりあえずレイズは、ナショナルズからジョエル・ペラルタ投手(RP)とブレーブスからカイル・ファーンズワース投手(CL)を獲得しました。(ノンテンダーだったため補償は無し)

 しかし、まだ投手の枠は埋まっていません。そこで、衰えが懸念されているバートレット選手をサンディエゴ・パドレスにトレードすることにしました。


パドレス               レイズ
アダム・ラッセル         ジェイソン・バートレット
セザー・ラモス
コール・フィゲロア(A+) ←→
ブランドン・ゴメス (AA)

内野手のフィゲロア以外はみな投手で、ゴメスとフィゲロアはマイナーではそれなりの成績です。ラッセルとラモスは大して期待できないが‥‥当座のブルペンの穴埋めとしては十分なレベルです。


 次は先発投手を削って資金の空きを作ることにしました。

 さて、ここでいきなり質問ですが、レイズはどの選手を放出したでしょう?


【先発投手成績】

   利腕    名前         年齢 試合 ERA 勝 敗  S  IP   三振 四球 WHIP  年俸

SP  L  デービッド・プライス      24  32  2.72 19  6.  0  208.2  188  79  1.19   1.8M
SP  R   マット・ガーザ        26  33  3.91 15 10  1  204.2  150  63  1.25.  3.35M
SP  R   ジェームズ・シールズ    28  34  5.18 13 15  0  203.1  187  51  1.46   2.5M
SP  R   ジェフ・ニーマン.        27  30  4.39 12  8.  0  174.1  131  61  1.26    1M
SP  R  ウェイド・デービス      24  29  4.07 12 10  0  168.0  113  62  1.35

普通なら一番成績が悪いと思われるシールズ投手と思われますが、レイズはガーザ投手をトレードで放出しました。

 なぜ、先発投手の中で2番目に勝ち星を上げているガーザを放出したのか・・・その理由を詳しく見ていきましょう。


 一つめの理由は年俸です。ガーザは今オフが調停2年目でした。最近の傾向として、調停に持ち込まれた選手の年俸が急激に上昇するケースが増えてきています。そのため、うかつに調停に持ち込むわけにはいきません。

レイズの先発陣の年俸を比べるとこうなります


 【レイズ先発投手の年俸の推移】

            2010     2011     2012     2013     2014

プライス       1.8M    1.25M    1.5M.     調停     調停
シールズ       2.5M    4.25M     7M      9M     12M
ガーザ       3.35M       調停    調停     調停
ニーマン.         1M               調停     調停     調停
デービス                            調停     調停

※この他にサインボーナスやインセンティブ(出来高契約)があるので、2011以降のプライスとシールズが実際に貰う年俸はもう少し増えます。
 プライスは調停権を取得したら、契約を破棄して調停を申請できる権利がある(早ければ2011シーズン終了後に取得)。
 シールズの2012~2014はクラブオプション(球団が契約を延長できるかどうか決めれる)
 これはガーザのトレード前のデータなので、レイズはデービスと今年の3/31に4年総額12.6Mの複数年契約を結びました。

 もし、ガーザが今年とほぼ同じような成績を残した場合、最低でも8Mはくだらないので、結果的にシールズより年俸が上がってしまいます。(もっともシールズも成績次第では遠からず放出候補ですが・・・)

 2つ目の理由は、シールズの実力がガーザより下と結論づけられるような要素は特に無い事です。
 ここでガーザとシールズの成績をあらためて比べてみましょう。

   利腕  名前   年齢   IP  K/9   BB/9 BABIP LOB% HR/FB  ERA   FIP

SP  R   ガーザ.    26  204.2  6.60  2.77  .272  75.5%  10.0%   3.91  4.42
SP  R   シールズ   28  203.1  8.28  2.26  .341  68.4%  13.8%   5.18  4.24

    メジャー平均            7.13  3.28  .302  72.0%.   9.5%   4.08
     レイズ平均            7.36  2.96  .278  75.2%.   9.9%   3.78

※ BABIP … フェアグラウンドに飛んだボールがヒットになった率。
   LOB%  … 残塁率。数値が高い=塁に出したランナーをあまりホームへ生還させなかった
           数値が低い=塁に出したランナーを多くホームへ生還させてしまったということです。
  HR/FB … 打たれたフライがホームランになった割合。
  FIP   … 簡単に言うと擬似防御率。通常の防御率よりも運に左右されないとされている。


 なにやら新しい指標が出てきて野球に詳しくない人だと注釈を見てもさっぱり意味が分からないと思いますが、

とりあえず分かりやすいものから説明していきます。
K/9は奪三振率‥‥9イニングあたりで打者からいくつ三振を奪ったか?という数値だ。当然高いほうがいいです
BB/9は与四球率‥‥9イニングあたりで打者にいくつ四球を与えたか?という数値だ。こちらは低いほうがよい。

 この2つは、いずれもシールズがガーザを上回っています
 そしてBABIP LOB% HR/FBですが、
 簡単に言うと、BABIPとHR/FBは、平均より率が高いと「運が悪い」低いと「運が良い」とみなされます。

 LOB%は逆に、平均より率が高いと「運がいい」となります。

シールズはこれらの数値がおしなべて悪かった(リーグの平均と比べて、というだけではなく彼のキャリア通算成績と比べてもかなり悪い数値です)
 つまり、シールズの2010年の成績は運に恵まれなかったから悪い成績だった可能性が高いと考えられます。
 確かに防御率だけを見るとシールズは最低に近い成績ですが防御率はあくまで結果です。投手の力量を必ずしも正確に反映しているわけではありません。
 FIPもシールズがガーザを上回ってる・・・そのため、少なくとも、ガーザ>シールズと積極的に判断しなければならない理由はないです。

 さらに‥‥シールズよりもガーザをトレード要員にするメリットがもう一つあります。
それは、ガーザ>シールズだと思ってるヤツに高く売りつけることができるからです。どうせシールズを売るならもう少しいい成績を残してからのほうが高値がつく(ひどいとは思いますが・・・)からです。
 ローテ5番手もヘリクソンで埋められるから、まったくレイズにダメージはありません。むしろいい若手が取れてペイロールも下げれて言い事尽くしなのです。

 かなり長くなってしまいましたが、話を戻してガーザをカブスとトレードした結果がこれです。


カブス                   レイズ
サム・フォルド               マット・ガーザ
クリス・アーチャー    (AA)      フェルナンド・ペレス
李學周(イ・ハクジュ)  (A+)  ←→ ザック・ロスカップ(A-)
ブランドン・ガイアー    (AA)

ロビンソン・チリノス  (AAA)
※トレードされたフォルドはレイズのスタメンになって活躍しているのに対し、ガーザはここまで2勝4敗とあまり結果を残せていないので、このトレードはレイズが勝利者になっています。(シールズは4勝1敗)


 後は、一塁の控えにケーシー・コッチマン選手レフトにジョニー・デーモン選手DHにマニー・ラミレス選手(薬物使用ですでに引退)を獲得しました。

 そして下が開幕戦のレイズのスターティングメンバーです


【打者成績 数字は2010年】

守備 打席    名前        年齢 打数  AVG/OBP/SLG 本塁打 打点  盗塁 三振    年俸

2B   S  ベン・ゾブリスト      29  541  .238/.346/.353     10     75    24   107    4.5M
LF   L   ジョニー・デーモン     37  539  .271/.355/.401    8    51    11   90    5.25M New!!
3B   R   エバン・ロンゴリア      25  574  .294/.372/.507     22    104 .   15   124     2M
DH.  R   マニー・ラミレス        38  265  .298/.409/.460    9    42     1    61     2M New!!
1B   L  ダン・ジョンソン      31  111  .198/.343/.414    7    23     1    27     1M
CF.  R  B.J.アップトン.         26  536  .237/.322/.424     18     62    42   164  4.825M
RF   L  マット・ジョイス.         26  216  .241/.360/.477     10     40     2    55
SS.  L  リード・ブリニャック     25  301  .256/.307/.385    8    45     3    77
C   L  ジョン・ジェイソ        27  339  .263/.372/.378    5    44     4    39


C   R  ケリー・ショパック.     30  158  .196/.308/.342    5    17     0    71     3M
IF    R   ショーン・ロドリゲス.    25  343  .251/.308/.397    9    40   13   97
IF    S   エリオット・ジョンソン    27
OF.  R   サム・フォルド         29   28   .143/.226/179    0     3     0    5          New!!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【マイナー契約】

IF    S  フェリペ・ロペス        30  391  .233/.311/.345    8    37     8    81     1M New!!
IF    L  ケーシー・コッチマン   28  414  .217/.280/.336    9    51     0    57.   0.75M New!!

【考察】

 主力が流出した割にはそこそこ形になっており、中核のロンゴリアはもちろん、ブリニャックやロドリゲスなど
伸び盛りの若手が多いのも特徴です。


【守備成績 数字は2010年】

                 アップトン(-9)

\    デーモン(-1)                 ジョイス(3)     /
.:.:.:\                                     /
.:.:.:.:.:.:\               ◇               /
.:.:.:.:.:.:.:.:.:\   ブリニャック(7)   ゾブリスト(8)      /
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\                           /
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\                           /
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ロンゴリア(13)         D・ジョンソン(-3)
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.◇               ◇
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\             /
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\             /
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\        /      ( )内はそのポジションにおけるDRSの数値
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\   /        レギュラーのみ表示
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.┌┐
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ヽ'
                  ジェイソ(-3)

【考察】

 さすがに全体では守備力の低下は否めませんが、それでも内野の守りは堅い。控えのロドリゲスも2BはDRS+17と非常に優秀です。
 ジョンソンとジェイソの守備は正直言って穴ですが、それは仕方ないでしょう。
外野は、アップトンは昨年こそマイナスでしたが本来守備は良い選手です。ジェニングスが昇格すればかなり引き締まった布陣になると思います。

【投手成績 数字は2010年】

   利腕    名前         年齢 試合 ERA 勝 敗  S  IP   三振 四球 WHIP   年俸

SP  L  デビッド・プライス        24  32  2.72 19  6.  0  208.2  188  79  1.19.   1.25M
SP  R   ジェームズ・シールズ    28  34  5.18 13 15  0  203.1  187  51  1.46.   4.25M
SP  R   ジェフ・ニーマン.        27  30  4.39 12  8.  0  174.1  131  61  1.26     1M
SP  R  ウェイド・デービス      24  29  4.07 12 10  0  168.0  113  62  1.35     1M
SP  R   ジェレミー・ヘリクソン     23  10  3.47  4  0  0   36.1   33   8.  1.10

RP  R   アンディ・ソナンスタイン  27  41  4.44  3  1  1   81.0   50  27  1.36    0.9M
RP  R   ジョエル・ペラルタ      35  39  2.02  1  0  0   49.0   49   9.  0.80  0.925M  New!!
RP  L   ジェイク・マギー         24   8.  1.80  0  0  0   5.0     6   3.  1.00
RP  R   アダム・ラッセル         28  12  4.02  0  0  0   15.2   18   5.  1.21           New!!
RP   L   セザー・ラモス           27  14  11.88 .0  1  0   8.1     9   4.  2.64           New!!
RP   R   ホアン・クルーズ         32   5.  3.38  0  0  0   5.1     7   4.  2.44.   0.85M  New!!
CL   R   カイル・ファーンズワース  34  60  3.34  3  2  0   64.2   61  19  1.14.   3.25M  New!!

【考察】
 先発5番手には、フロントかねてからの案でヘリクソンを使います。レイズのみならず、MLB全体でもトップクラスのプロスペクトで、新人王の最有力候補です。
 一方リリーフはかなり手薄になりました(昨年から残っているのはソナンスタインだけ)ソナンスタイン以外は年間通して投げた経験がない選手や、高齢の選手ばかり‥‥さすがに多くを望むのは酷です。

※ちなみに、今年のペイロールの合計は約4100万ドル。これは30球団中29位の少なさです


 と、ざっとこんな感じのオフでした。
 再建の年といっても、別に無為無策でいたわけじゃなく、年俸を削減しつつ勝てる可能性は残しておくのが基本中の基本です。(言うほど簡単ではないですが‥‥)


以上で、レイズを使ったFAと補強の説明を終えたいと思います。

それにしても長かった・・・

後半だけで4時間も書くのはさすがにきつかった・・・

その影響ので、多分更新は1週間後くらいになります。

それでは、また次回~

オヤスミー
  (⌒ヽー-、_
<'・\ ::::::丶
`|3ハ:::::::::\
<、・(       )
(⌒ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄⌒)
` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


こんにちは、こんばんは。Ryです

長らく更新していませんでしたが、今日で一段落終えたのでいつも以上にがんばりたいと思います。

それでははじめます。



FAの仕組み~レイズ流のかしこい補強の仕方~



前回は簡単なレイズの紹介をやったので、2010年度のレイズのチーム成績と個人成績を先に出しておきます。


                   【タンパベイ・レイズ 2010年度成績】

【チーム成績】

96勝66敗 勝率.593 AL東地区1位

得点 802(3位
失点 649(2位

【チーム打撃成績】          【チーム投手成績】          【チーム守備成績】

OPS        .736(8位)       防御率      3.78(2位)         守備効率 .722(2位
打率         .247(13位)      先発防御率  3.99(3位)       DRS      42(5位)
出塁率       .333(6位)       救援防御率  3.33(1位)       UZR    32.8(3位
長打率       .403(8位)       WHIP      1.26(1位)        エラー     85(3位
本塁打.       160(6位)       K/9        7.36(3位
四球数       672(1位)       BB/9      2.96(3位
三振数      1292(14位)      K/BB        2.49(2位
犠打          39(8位)        被本塁打    175(11位)
盗塁.         172(1位
盗塁成功率 78.5%(3位)      

( )内はリーグ順位(ア・リーグは全体で14球団あります)
※チーム守備成績にあるUZRは、計算方法が違うだけでDRSとほぼ同じ意味です。(詳しく説明するとややこしくなってしまうのでここではカットします。)
 リーグで2~5位までは黄色、1位はで色を分けています。


【考察】


 昨年は2008年以来2年ぶりとなる地区優勝を達成しました。(プレーオフではディビジョンシリーズで敗退しました)

 見て分かるように、投手陣と守備の数値が軒並み高く、ディフェンスが非常に堅いのが特徴です。

 反面、打線の攻撃力はあまりありません。(本拠地が投手有利の球場というのも理由の一つですが・・・)昨年の得点はリーグ3位でしたが‥‥得点は多分に運が味方する要素なのでラッキーだったと考えるべきでしょう。



【打者成績】※AVGやOBPがわからないと言う方は、当ブログの野手のスタッツ第3回目を見てください。

守備 打席    名前       年齢 打数  AVG/OBP/SLG 本塁打 打点  盗塁 三振 年俸 FA タイプ
【スタメン】
左   L  カール・クロフォード   28  600  .307/.356/.495     19     90    47   104  10M  FA A

遊   R  ジェイソン・バートレット30  468  .254/.324/.350    4     47   11   83    4M
三   R  エバン・ロンゴリア.   24  574  .294/.372/.507     22    104 .   15   124 0.95M
一   L  カルロス・ペーニャ .   32  484  .196/.325/.407     28     84.     5   158  10M  FA B
右   S   ベン・ゾブリスト     29  541  .238/.346/.353     10     75    24   107
中.  R  B.J.アップトン.       25  536  .237/.322/.424     18     62    42   164.   3M
DH.  S  ウィリー・アイバー   27  270  .230/.309/.344    6     43.    0   61   1.3M
捕   L  ジョン・ジェイソ     26  339  .263/.372/.378    5     44.    4   39
二   R  ショーン・ロドリゲス.   25  343  .251/.308/.397    9     40    13   97
【控え】
内野 L  リード・ブリニャック  24  301  .256/.307/.385    8    45    3   77
内野 L  ダン・ジョンソン     30  111  .198/.343/.414    7    23    1   27
外野 L  マット・ジョイス.      25  216  .241/.360/.477     10     40    2   55
外野 L  ブラッド・ホープ     31   39.  .179/.304/.333    2.     7    0   17        FA B

捕   R  ケリー・ショパック   30  158  .196/.308/.342    5    17    0   71  2.2M
捕   S  ディオナー・ナバーロ 26  124  .194/.270/.258    1.     7    0   20  2.1M

※この打順は私が勝手に組んだいい加減な打線です。この通りの打順を組んだ試合は去年なかったはず(ただ、レイズは打順の組み換えが多く、怪我人などでベストのオーダーがよく分からなかったのでこうなった)
 また、年俸の欄の「M」は「million」のことです。1Mなら100万ドル、10Mなら1000万ドル。空欄は最低年俸かそれに近い選手、または途中入団の選手です。

【考察】

 打線に目を向けると中心は間違い無くロンゴリアです。しかしそれ以外は少し物足りない選手が多いです。

 このチームの問題点は、FAとなるペーニャクロフォードの処遇です。2010年のペーニャの年俸は1000万ドルに対して、成績は打率1割台、三振数がチーム内で2位・・・どう見ても見合った成績じゃあないです。

 チームの顔でもあり、韋駄天であるクロフォードの流出は確定的でした。理由は、レイズがスモールマーケットのため、引き止めるための資金がないことが理由です‥‥

【守備成績】

               B.J.アップトン(-9)

\  クロフォード(14)               ゾブリスト(7)   /
.:.:.:\                                     /
.:.:.:.:.:.:\               ◇                /
.:.:.:.:.:.:.:.:.:\    バートレット(2)     ロドリゲス(17)     /
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\                           /
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\                           /
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ロンゴリア(13)        ペーニャ(1)
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.◇               ◇
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\             /
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\             /
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\        /      ( )内はそのポジションにおけるDRSの数値です。
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\   /        レギュラーのみ表示しました。
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                  ジェイソ(-3)

【考察】
 これだけでは分かりにくいと思いますが、ゾブリストはライト以外にもセンター、セカンド、ファーストなどを守れる上、どのポジションでも守備のレベルが高いと言う非常に融通のきく、見かけ以上に役に立つ選手です。

 守備面で見てもクロフォードの流出はかなり痛いです。(マイナーにはクロフォードの後継者といわれる有望株のデズモンド・ジェニングスという選手がいますが・・・)

 バートレットにやや衰えが見えるのも気になります(前年度の成績よりもすべての面で成績ダウン)それでもけっして悪くはない成績ですが、年俸が400万ドルと高いので売り時かもしれません。(もし下手に調停をかけて、調停委員に妙な判断をされたら大損するかも知れないから)

【投手成績】※SPは先発、RPは中継ぎ、CLは抑えです(その他わからない用語はスタッツ投手編でご確認を)

   利腕    名前         年齢 試合 ERA 勝 敗  S  IP   三振 四球 WHIP  年俸 FA タイプ

SP  L  デービッド・プライス      24  32  2.72 19  6.  0  208.2  188  79  1.19   1.8M
SP  R   マット・ガーザ        26  33  3.91 15 10  1  204.2  150  63  1.25.  3.35M
SP  R   ジェームズ・シールズ   28  34  5.18 13 15  0  203.1  187  51  1.46   2.5M
SP  R   ジェフ・ニーマン.        27  30  4.39 12  8.  0  174.1  131  61  1.26    1M
SP  R  ウェイド・デービス      24  29  4.07 12 10  0  168.0  113  62  1.35

RP  R   アンディ・ソナンスタイン  27  41  4.44  3  1  1   81.0   50  27  1.36
RP  R   ランス・コーミエ        29  60  3.92  4  3  0   62.0   30  34  1.65   1.2M
RP  R  ホアキン・ベノア       32  63  1.34  1  2  1   60.1   75  11   0.68        FA B
RP  R   グラント・バルフォア.     32  57  2.28  2  1  0   55.1   56  17  1.08    2M  FA A
RP  R   ダン・ウィーラー.        32  64  3.35  2  4  3   48.1   46  16  1.08   3.5M  FA A
RP  L  ランディ・チョート.       34  85  4.23  4  3  0   44.2   40  17  1.30   0.7M  FA B
RP  R   ジェレミー・ヘリクソン     23  10  3.47  4  0  0   36.1   33   8.  1.10
RP  R   チャド・クォルズ.       31  27  5.57  2  0  0   21.0   15   6.  1.43          FA B
CL  R   ラファエル・ソリアーノ     30  64  1.73  3  2  45.  62.1   57  14  0.80   7.5M  FA A

【考察】
 最後に投手の紹介です。一見して分かるように、リリーフ陣が大量にFAとなります。(ウィーラーは11年に4Mで契約延長できるクラブオプションがありますが、行使すべきかどうかは微妙な成績です‥・)
 リリーフ陣の切り札でもある、クローザーのソリアーノの残留の可能性は0。今のレイズにはリリーフに大金をつぎ込む余裕はないからです。
 一方、先発陣の方は特に問題はないです。いずれも若いし、年俸も比較的安いからです。エースのプライスはまだまだ伸びる余地があるだろうし、新人王候補のヘリクソン(この年はリリーフでした)も控えている、かなり充実した先発陣になっています。

【FA選手一覧】

守備 打席    名前        年齢 打数 AVG/OBP/SLG 本塁打 打点  盗塁 三振  年俸   タイプ
左   L  カール・クロフォード     28  600  .307/.356/.495     19     90    47   104  10M FA A
一   L  カルロス・ペーニャ .     32  484  .196/.325/.407     28     84.     5   158  10M FA B
外野 L  ブラッド・ホープ      31   39.  .179/.304/.333    2.     7    0   17       FA B

   利腕    名前         年齢 試合 ERA 勝 敗  S  IP  三振 四球 WHIP  年俸
RP  R  ホアキン・ベノア       32  63  1.34  1  2  1   60.1   75  11  0.68          FA B
RP  R   グラント・バルフォア.     32  57  2.28  2  1  0   55.1   56  17  1.08    2M  FA A
RP  R   ダン・ウィーラー.        32  64  3.35  2  4  3   48.1   46  16  1.08   3.5M  FA A
RP  L  ランディ・チョート.       34  85  4.23  4  3  0   44.2   40  17  1.30   0.7M  FA B
RP  R   チャド・クォルズ.       31  27  5.57  2  0  0   21.0   15   6.  1.43          FA B
CL  R   ラファエル・ソリアーノ     30  64  1.73  3  2  45.  62.1   57  14  0.80   7.5M  FA A

 以上9名がFAで抜けることになりました。

 ところで、もうお気づきの人もいるでしょうが、ブラッド・ホープ選手とチャド・クオルズ選手がなぜこの成績でタイプBになっているのかに疑問を持っている方もいると思います。

 理由として、この二名はシーズン途中にレイズに来たため、レイズ在籍時の成績しか書いていないこと、(移籍前の成績を合わせても良くはないですが・・・)そして一番大きな理由は補償制度(FAの仕組み2前編参照)に書かれてある

① その年のFA選手を過去2年の成績によってポジション別に順位付けする
 つまり、FA年の成績が悪くとも、その前の年の成績次第ではランクが上になるということがありえます。クォルズとホープはまさにそのパターンです。(まあ、このランキングに批判が多いのも確かです。エライアス社というデータ会社に委託して算出していますが、今でも算定方法に批判が絶えないです。)

                        【FA補償の条件】

 さて、このタイプAとBの選手は補償が貰えるのですが‥‥一つ条件がありました。
⑥ これらの補償は期日までに移籍が決まるか、対象選手に球団が年俸調停を申請しなければ発生しない
・・・というやつです。

 実は、期日まで(年によって違うが11月末~12月初め)にFA移籍が決まることはあまりありません。理由は、選手側としてもなるべく粘って好条件を引き出したいから、じっくり時間をかけて考えたい。という心理が働くからです。

 したがって、補償を得るには基本的に「調停の申請」が必要ということになります。

 メジャーの調停と言うのは、「再契約について話しあおう」という意思表示です。逆に言うと、球団が調停をしないということは、その選手を必要としてないっていう意思表明になります。(理屈では)

 要するに、チームに契約する気がない=いらない選手だったら、取られても別に補償をあげる理由はないと言うことです。

 だから、FAの補償が欲しい球団はたとえ再契約の意志がなくても、「形式的に」調停を申し入れることが慣習になっていました。

 しかし、場合によってはタイプABの選手にも調停をしないというケースもあります。

 その理由を、レイズがFA選手に対して行った動向について説明します。


                【タンパベイ・レイズ 2010年度FA選手の動向】


 FA選手の内、レイズが実際に調停を申請したのは7人

 野手は、カール・クロフォード(タイプA)とブラッド・ホープ(タイプB)

 投手は、ラファエル・ソリアーノ(タイプA)、グラント・バルフォア(タイプA)、ホアキン・ベノア(タイプB)、ランディ・チョート(タイプB)、チャド・クォルズ(タイプB)


 一塁手のカルロス・ペーニャ(タイプB)とリリーフ投手のダン・ウィーラー(タイプA)には調停申請をしませんでした。

 なぜこの二人に調停を行わなかったのか?と思う人は一つ重要なことを忘れています。
 調停を「申請」しただけでは補償は発生しません。その上で選手が調停を「拒否」しなければダメですが、うまでもなく最終的に判断するのは選手です。
 もし、そこで選手が調停を「受諾」したらどうなると思いますか?
 メジャーでは移籍が盛んだからFAを申請したらいい契約が必ずもらえる・・・という事はありえません。FAになって契約するより調停を受けたほうが金になる場合があるから当然「受諾」するリスクもあるわけです。(もちろん普通はFA市場に出たほうが高値がつくわけですが、不調や怪我などがあればその分評価は下がります。
 

 例えばペーニャの2010年の成績を見ると、28本塁打、84打点はまずまずとしても、あまりにも打率が低すぎます。(打率.196)スラッガータイプなら多少の低打率は許容範囲ですが、2割にすら届かないというのはとても厳しい上、三振も非常に多い。年齢的にも上がり目はないという、デメリットが非常に多い選手です。


※ここで調停制度の補足をしておきます。幾つかありますがもっとも重要なのは、
1. 調停を受けた場合は、自動的に1年契約となる
2. 調停で提示できる額の下限は前年の年俸の8割、もしくは前々年の7割
という2つです。
 ペーニャの年俸は2010年が1000万ドル、2009年が800万ドルなので 調停を受ければ最低でも560万ドルの年俸は保証される‥‥のならいいのですが、単純に下限いっぱいの額を提示してもそれが調停委員会に採用される確証はない(調停委員会の裁定はいいかげんなので信用できない)。そのため、実際にペーニャが手にする額はもっと多くなります。(最低でも2010の年俸とそうは変わりません)                       

しかも、2010年のFA市場はペーニャと同等からそれ以上の一塁手が豊富でした。()は前所属球団

ポール・コナーコ(ホワイトソックス)、アダム・ダン(ナショナルズ)、デレク・リー(ブレーブス)、ランス・バークマン(ヤンキース)、オーブリー・ハフ(ジャイアンツ)、アダム・ラローシュ(ダイヤモンドバックス)・・・

※どんな選手かはwikiで見てください。


 ペーニャとしてはとても厳しい市場動向です。そこで調停を受諾する余地が生まれます。たとえ1年契約だったとしても、FAより実入り可能性が高いかもしれないからです。

 簡単に言うと、FAになって契約した場合の年俸 < 調停した場合の年俸 になる可能性が高いため、調停を受けたほうがまだマシということになります。(結局ペーニャはシカゴ・カブスと1年1000万ドルで契約しました)
 あまり安くない契約で合意したため、やっぱり申請してたほうが良かったと言う人もいると思いますが、大都市シカゴを本拠地にしているカブスとレイズでは、絶望的に資金力が違う(カブスの年俸総額がメジャー第3位に対して、レイズは下から数えたほうが早い)上、もし受諾されてしまうと大変なことになりかねないから、どっちに転んでもレイズに損はないと言うことです。


本日はここまでです。

前後編で終わらせようと思いましたが、私の気力が持たずに、急遽中編としました。本当に申し訳ありません。

次回で終わる予定なので、ごゆっくりお待ちください。

それではまた次回~

  ユニクロくん!             しまむらくん!

      (~)                    (~)
    γ´⌒`ヽ                 /´⌒\
    {i:i:i:i:i:i:i:i:}               ⊂∽∽∽⊃
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