月々5,000円ほどで、あなたはもっと自由になれる
ここからしばらくは、実際にお金を借りるときの具体的なテクニックをお話しします。士業やコンサルタントのみなさんが借り入れに躊躇する理由で、私がよく耳にするのが左記の3点。それでもなお、私は融資をおすすめしたいのです。もちろん私は金融機関からの回し者ではありません。手元資金に余裕があるときのメリットを、身をもって知っているからです。
借り方がわからない
本章でご説明しましょう。担保も保証人も不要の融資制度があり、申請はあなたが思うより難しくも複雑でもないと思います。また、実は、一番借りやすいのが「過去の売上実績を問われない」独立・開業時なのです。詳しく相談にのってくれる公的機関もご紹介します。
利息がもったいない/今は資金があるので借り入れ不要
もし200万円を年率3%・5年返済で借りれば、月々の利息は約5000円。1回の飲み会くらいの費用で、あなたの活動は今よりもっと自由になります。また、初回融資だと申請した全額がおりないことが時にはありますが、一度、返済実績を作っておくと借りられる金額が増えていくので、スタッフ増員や事務所移転などで少し大きめの借り入れ需要が起こったときに役立ちます。利息は、将来借りるための投資のようなものです。
返せるあてがないので不安
「借りたから返さねばならない不安」と「手元が寂しいから有効策を打てない不安」、どちらも不安です。同じ不安なら、「事業を進めるための」不安を。「返せるあて」を作れる事業計画を練って実行していきましょう。融資がおりたということは、あなたの事業計画書の有効性を金融機関が認めたということ。自信をもって遂行していけばいいのです。
もちろんこれら以外にも手元資金が豊かな状態の利点は数多くあります。「はじめに」や第一章でお話ししたように心理的な余裕が持てるのは大きい。また、融資獲得に真剣になる経営者と同じ経験をして気持ちを共有できるのも貴重です。さらに、顧客獲得のために、たとえ高価でも思い切った策をあれこれ講じられるのも、手元にキャッシュがあるからです。