セミナー講師になりたい人を応援することで広がる人脈
経営コンサルタント、セミナー講師という仕事柄、士業・コンサルタント・講師と知り合う機会が数多くあります。
そのなかの少なからずの方々が、「自主セミナーではなく、外部のセミナーから講師として招かれたい、声をかけてもらいたい」というニーズを持っているので、私も普段からそういった方々のサポートを心がけています。
先ごろ知り合った研修講師にも、セミナーエージェントへの登録を薦めました。自分に合ったエージェントを選びやすいように各社の傾向もあわせてお知らせしたところ、相性の良いエージェントに登録できたとたいへん感謝されました。
今は全国各地からよばれる売れっ子講師として活躍中で、私もうれしい限り。研修の場では経営者から相談を受けることも多いとのことで、自分の専門外分野の相談相手として、私をよく紹介してくれます。私としても、見込み客と「紹介」という形で出会えるのはとてもありがたい話です。
具体的な情報なら、相手も行動を起こしやすくて助かる
知り合えた場で相手の情報を収集するとき、「相手が何を欲しているのか」を意識することが大切です。そして、相手の求めるものについて自分が何らかの情報を持っていれば、惜しみなく伝えましょう。
そこで大切なのは、その情報が具体的であること。私の場合だと、単に「エージェントに登録すればいいですよ」だけでなく各社の特徴、もし尋ねられれば報酬額の設定方法まで隠さずお話しします。
また、「講師としてよばれる」ために役立つセミナーの開催情報、自分がセミナー講師として選ばれたときの体験談を話したりすることもあります。さらに、要望があれば、採用されやすいセミナー企画書のアドバイスや添削も行い、その方のセミナーのクオリティが高ければセミナーエージェントに直接、紹介することもあります。
注意したいのは、押しつけがましくしないこと。たとえよかれと思っても、親切の押し売りになっては相手も辟易します。私も普段から気をつけたいと肝に銘じています。
●相手のための情報やサポートは、できるだけ具体的に