あなたの肩書きとキャッチフレーズは何ですか | 商工会・商工会議所等からセミナー講師として依頼されるために

あなたの肩書きとキャッチフレーズは何ですか

 「飲食店に強い税理士」「無能社員ゼロ社労士」「縁と仕事を引き寄せる二枚目名刺をプロデュース(名刺コンサルタント)」「3人から始める最強営業チームづくり(営業スタッフ研修講師)」など、オリジナリティが感じられる肩書きやキャッチフレーズ付きの名刺をいただく機会が増えています。資格名にとどまらない肩書きや覚えやすいキャッチフレーズは事業計画書に書くことではありませんが、前項で強みを発見したら、その流れでぜひ作ってみてください。「この人でもいいけれど、別の人でもいい」と思われないオリジナルな文案ができたら、もちろん名刺やHP、ブログなどに掲載しましょう。あなたというこの世にひとりの専門家の強みや個性を多くの人の記憶に残してもらうことで、何か相談ごとができたときに「あ、あんな人がいたな」と思い出して声をかけてもらいやすくなります。

事務所の名称や社名も

 現在の私の事務所は ()ネクストフェイズといいますが、以前は()資金調達という少し変わった名前でした。最初は資金調達しかできませんでしたからその事業内容がわかりやすく(そのままですが)伝わること、強いインパクトという2点を念頭に決定したものです。おかげさまで名刺を出せばすぐに覚えてもらえ、初対面でも話も弾み、資金調達に悩む顧問先を持つ士業のみなさんから多くの仕事の紹介をいただくことができました(社名変更したのは、コンサルティング内容が資金調達から経営全般に広がってきたからです)。○○社労士事務所、○○行政書士事務所など、「名前+資格名+事務所」という名称もわかりやすく誠実な印象ですが、それとは別に記憶に残りやすい名称を考えたり、事務所名は今のままでも新しくキャッチフレーズを加えたりするのも一案です。

悪目立ちしないものを

もちろん、あまりにも突飛なものはNG。いくつか考えついたら周りの人に意見を聞くようにして、怪しい印象を持たれない程度のオリジナリティやインパクトが出るさじ加減を心がけましょう。前項で出てきたあなたの強みがベースの言葉になります。数字を入れるのも効果的です。類語辞典なども活用してみてください。私がよく参考にするサイトをご紹介しておきましょう。(「Weblioシソーラス類語辞典」(http://thesaurus.weblio.jp)。

【著作一覧】

◆ 士業のための「生き残り」経営術(角川フォレスタ)

  http://www.npc.bz/book4/

◆ 依頼の絶えないコンサル・士業の仕事につながる人脈術(同文舘出版)

  http://www.npc.bz/book3/

◆ 90日で商工会議所からよばれる講師になる方法(同文舘出版)

  http://www.npc.bz/book2/90days/

◆ 銀行融資を3倍引き出す小さな会社のアピール力(同文舘出版)

  http://www.npc.bz/book1