資金繰りに余裕ができてから、事業と自分への投資を開始 | 商工会・商工会議所等からセミナー講師として依頼されるために

資金繰りに余裕ができてから、事業と自分への投資を開始



国民生活金融公庫からの融資は、申し込みから1週間ほどでスムーズに実行されました(昔とった杵柄、事業計画書など「借りるための」書類作成はお手の物です)。経済的にも心理的に余裕のできた私は、ようやく自分の仕事に対して投資できるようになったのです。もっと早く融資に踏み切れたら、もっと早くこれらの手を打って、もっと早く「攻め」の事業を展開させることができたでしょう。

会議室付きの事務所へ引っ越し

 自主セミナーや勉強会をよく催し、そのたびに外部の貸会議室を借りていた私は、融資を受けてすぐ、自由に使える会議室付き起業家支援施設に移りました。以前の事務所より家賃は高くなりましたがセミナーや勉強会を行いやすくなり、多くの人々と気兼ねなく集える「物理的な場所」のおかげで事業展開がスピードアップしました。

プロによる販促ツールで周りの見る目が変わった

プロのデザイナーやイラストレーターに依頼したオリジナルなカラー名刺は、初対面時の話のきっかけに大いに貢献してくれました。事業やセミナーチラシも手作りではなくプロに頼み、細かい点まで整理されて見やすいHPをプロのウェブデザイナーに数十万円で発注。自分の写真も、プロのカメラマンに撮影依頼。プロの手による「きちんとした印象づくり」は、「こんな人に頼んで大丈夫?」というフリーランスが持たれがちなマイナスの「見る目」をあきらかに変え、見込み客へのアプローチをグンとラクにしてくれました。

高額セミナーを受講したら出会う人が変わった

数十万円の「コンサルタント養成講座」や「セミナー集客講座」など思い切った金額のセミナーも受講できるようになりました。高額セミナーは内容も、そこで出会う人々も、今までよく行っていたセミナーとはまたひと味もふた味も違うことがよくわかりました。安価なセミナーでも良質なものは多数あり、高額セミナーでもハズレはいくらでもあるのですが、それも幅広いタイプのものに自分が実際に通って初めてわかったこと。これらの高額セミナーで知り合った経営者から、仕事を依頼されたことが何度もあります。