「士業が稼ぐ」は是か非か?
昨日は東京から知り合いが訪ねてくださったので久しぶりに虎寿司に行きました(と言っても2週間ぶりぐらいですが)。
そこで「何故、ヒガシカワさんは士業に対して本を書いたりセミナーや講演を行っているのですか」と聞かれました。
多くの中小企業の経営者は孤独です。経営上の悩みを誰にも言えません。
唯一悩みを話せるのは、税理士や社会保険労務士をはじめとする士業なのです。
士業の方々が、そういった経営者の悩みに対して解決策を提示してあげることができれば、経営者は前向きに経営を行っていくことができます。
経営者が前向きに経営を行うことができれば、業績は上がります。多くの中小企業の業績が上がれば、日本経済は上向きます。
すなわち士業が積極的に経営者に関与することで日本経済は上向くと思っています。
士業が積極的に経営者に関与するためには、一人あたりにかける時間がかかります。
一人当たりにかける時間が長くなるということはその分、ある程度の報酬が必要となります。
十分な報酬を得ることができなければ、士業は経営者に対し、質の高いサービスを提供することができません。
安い報酬で業務を行うとなると、どうしても「相談業務」ではなく「作業」に向かわざるを得ません。
「作業」では、経営者の根本的な悩みを解決することはなかなか難しいと私は考えます。
(「作業」を行う士業を否定しているわけではありません。私の理想とする士業の役割では、という考え方においてです)
でも、十分な報酬を確保できなければ、日々の糧を得るために、「作業」の業務をしなければならないのはよくわかっています。
だからこそ十分な報酬を得るためにどうすればよいかという方法を伝えていきたいと思っています。
「士業が稼ぐなんて、考え方が間違っている」といわれる方もたくさんいらっしゃいます。
しかし、稼げる士業になるからこそ、質の高いサービスを提供できるようにもなりますし、十分に報酬を支払うことのできない経営者に対してもボランティアで相談を受けることができると思っています。
暴利をむさぼるのはいけないと思いますが、高いサービスを提供するために適正な報酬をいただくのは決して悪いことだとは思いません。
「稼げる(この表現もどうかとは思いますが)士業が増えれば中小企業は活性化し、日本経済は上向く」という信念で、今、士業サポートをしています。
実はもう一つ中小企業の活性化のために、活性化させたい業種があるのですが、それについては、また、後日お話させていただきます。
なお、この考えは私独自の考えであり、必ずしも正しいとはいえないかもしれません。いろいろな価値観があるので、「この考えは間違っている」といわれる方もいらっしゃるでしょう。決して他の方の価値観を否定するわけではありませんので、その点につきましてはご了承お願いします。