セミナーエージェントの営業方法
②特定の講師をピンポイントで売り込む
エージェントは商工会・商工会議所の担当者と密に連絡をとっているので、ある程度のニーズは収集できています。ゆえに、具体的な依頼があったときは、そのテーマに合う講師をピンポイントで売り込みます。あなたを売り込んでもらう確率を上げるなら、「このテーマは○○(あなた)」と言われるようなセミナーネタやジャンルを持っておくべきでしょう。
ちなみに私の場合は、今のところ「資金調達」となっています(今後はもっとセールスポイントを広げたいと考えています)。
【アドバイス】 セールスポイントを磨き上げてエージェントにアピール
③依頼者から予算とテーマを聞き、候補者をいくつか提示する
一番多いのがこのパターンです。商工会・商工会議所がセミナーを行なうとき、大まかなテーマと予算をエージェントに伝え、講師の紹介を依頼します。そこでエージェントは、商工会・商工会議所のニーズに合う講師を数人ピックアップし、相手の担当者に提示します。
先方に提示する内容は、「セミナータイトル」「名前」「資格」「プロフィール」など。ここで重要となるのがセミナータイトルです。タイトルで判断されることが多いからです。タイトル作りのコツは5章で詳しくお話ししましょう。
【アドバイス】 セミナーのタイトルをよく練ろう
④他の商工会議所で実施したセミナーのチラシを送る
エージェントが商工会・商工会議所に講師を紹介する際、他の商工会・商工会議所に紹介した講師のセミナーチラシを見せることもよくあります。他で実施した同テーマのセミナーのチラシは、あなたのセミナー企画を一番わかりやすく説明するツールです。また自分のセミナー内容に関するメルマガを発行しているなら、それも併せてお知らせしておきましょう。エージェントを通じて先方に紹介してくれることもあります。
【アドバイス】 他の機会に使ったチラシをエージェントに送っておく