成功する士業に共通するお金の使い方 | 商工会・商工会議所等からセミナー講師として依頼されるために

成功する士業に共通するお金の使い方

私は仕事柄、多くの士業の方と接する機会があります。その方たちと会ったときにする質問で多いのが、「食べれるようになるまでにどれぐらいかかりました?」というものです。

一番多かった答えは「3年ぐらい」というものでしたが、それより早く「食えるようになった」と言われる方も多数存在します。

 

そういった方々に共通しているのは、「積極的に投資をすること」すなわち「お金を上手に使うこと」でした。

 

独立される士業の方はだいたい2つのタイプに分かれます。

 

一つは、「自分の持っている資金を節約しながら、できるかぎり永らえていこう」とするタイプ。もう一つは、「持っている資金が少なくても積極的に投資をして、できる限りスピードを上げて顧客を獲得していこう」と考えるタイプです。

 

前者の場合は、資金を節約しようとするため、チラシやホームページなども自分で作ろうとしたり、参加費がもったいないからといって、あまり外にでなかったり、外に出たとしても、できる限り参加費用の安い交流会にいったりという行動になります。

その結果、うまく顧客が掴めず、売上もあまりあがらないままずるずるといってしまうということになっています。

 

後者の場合は、自分でどんどん攻めて行くことができるため、顧客を獲得する可能性も高くなり、その結果、早い時期に「食える」ようになっています。

彼らは自己資金が少なくとも気にしていません。多くの方はお金を借りています。

士業が独立して成功するためには、ある程度積極的な投資は必要不可欠だと思います。

 

しかし、その資金がなく、資金が減って行くことに不安を覚えるのも、私は経験上知っています。

 

だからこそ、当面のキャッシュポジションを高めて、攻めの姿勢に転ずるためにも、積極的に「お金を借りる」ということをしてほしいと思っています。

 

士業のお金の借り方については、このコンテンツで順次紹介していきます