企画書づくり - コンセプト/メッセージ | 商工会・商工会議所等からセミナー講師として依頼されるために

企画書づくり - コンセプト/メッセージ

こんにちは、セミナー講師ナビゲーターの東川です。ご購読ありがとうございます。

前回は、セミナー企画書の「想定する対象者」についてお話ししました。

今日は同じように企画書に盛り込む、「コンセプト/メッセージ」づくりに

ついてお話ししましょう。

今回も、企画書の全体像を見ながらお読みください。

●セミナー企画書(ひな形)

http://www.npc.bz/kikahina

「コンセプト/メッセージ」の部分は、上記の企画書でいうと、「E」にあたります。

ここは文字通り、このセミナーのコンセプトや目的を書きます。もちろん、「参加者には○○を持ち帰ってほしい」というメッセージになっても構いません。


つまり、「語る」。

思いっきり語ってください。なぜあなたが、このセミナーを企画したのかを。

 そこにはきっと、何かきっかけやエピソードがあるはずです。

 助成金に詳しい社労士さん、節税に強い税理士さん、モチベーションアップに長けたコーチの方々など、みなさん、ノウハウを持つからこそ独立しておられます。そう、ノウハウはみんなが持っている。でもあなたは、セミナーという形で、そのノウハウをより多くの方に伝えたいと考えています。

 では、なぜ、あなたは多くの方に伝えたいと思うのでしょうか。

「以前、こんなお客さんに、こんなアドバイスをして、こんなに効果が出て、こんなに感謝された」


「感動されて、ほかにも同じことを知りたい人がいるからと別のお客さんを紹介された」


「自分が催した研修で、こんなに楽しんでもらえて、こんなに効果が出た」


「わかりやすいと評価してもらえた」etc…。

もちろん、お客さんはうれしかったでしょう。でも、あなただって、きっと、ものすごくうれしかったはずです。もしかしたら、お客さん以上に。

エピソードを綴るときのポイントは、その時のあなたの喜び、うれしさ、心の動き、気持ちの高ぶりなども交えること。感情を織り交ぜながら書くと、内容はグッとドラマチックになります。いわゆる、「読ませる」文章です。

しかし、文章のプロではないのですから、感情が勝って、なんだかちょっと暑苦しい内容になるかもしれません。何度も読み返しましょう。周りの人に読んでもらってもいいですね。

とはいえ、少しくらいの暑苦しさなら心配ご無用(もちろん程度問題です。自戒を込めて)。なぜなら、商工会議所等の担当者は、どこかで見たような、ありきたりの、または、かしこまった文章より、あなた個人の言葉で書かれたものを通して、「どんな人なんだろう?」という人間性をキャッチしたいと思っているからです。そして、担当者のみなさんはたいてい、私の経験からいうと、「熱い」セミナー講師が大好きです。

ここは、一番のアピールどころ。企画書の中でも、書いていてとくに楽しい部分でもあります。さあ、自分の経験に自信を持って、熱く語ってください。

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