前回の検査結果をうけて、いよいよ来週の検査で薬を飲むことを前提として効果や治療費のシュミレーションをしています。

 

●効果としては、一年間で治療をしていく経過で、ドクターから ①薬を飲まないと不安定なレベル、②血栓などのリスクがあるとのこと、③このまま悪化するのも怖いとの結論で、ジャカビの選択がベストであると結論しています。ただ高価な薬価を長期的に飲むことは心配です。

 

●ジャカビを飲んで費用がいくらかかるか?私は年収の「370~770万」に該当するので高額医療を利用した計算をした場合シュミレーションをしてみました。ちなみにジャカビの薬価は「5mgで1錠3775円、処方のスタートは1回10mgで一日2回なので3割負担で1日約4500円」になります。高額医療の上限額を81000円、多数該当の月を45000円で計算しています。

 

〇シュミレーション①・・・基本、検査は30日間隔なので、定石通りで年間12回処方のシュミレーションで、1年目で年間約65万程度(高額医療の月上限3回+多数該当9回)、2年目以降は年間約54万程度(多数該当12回)になる計算です。月平均で5~6万前後になる計算です。

 

〇シュミレーション②・・・2か月間隔で処方してもらう計算で年間6回処方のシュミレーションで、1年目で年間約38万程度(高額医療の月上限3回+多数該当3回)、2年目以降は年間約27万程度(多数該当6回)になる計算です。月平均で3万前後の計算です。

 

ポイントはドクターにまとめての処方を相談することと、多数該当をうまく対応することではないでしょうか。痛い出費ですがジャカビをどうしも飲みたいのなら、この方法は安価になるのかもしれません・・・

 

(PS 私自身、下記の資料を基に計算していますが間違っているとアドバイスをお願いします!)

 

 

●70歳未満の自己負担限度額の計算式

70歳未満の方の高額医療費の自己負担限度額は年収によって変わってきます。

年収 自己負担限度額 4回目以降の
自己負担限度額
住民税非課税の場合 35,400円 24,600円
370万円未満 57,600円 44,400円
370~770万円 80,100円+
(医療費-267,000円)×1%
44,400円
770~1,160万円 167,400円+
(医療費-558,000円)×1%
93,000円
1,160万円以上 252,600円+
(医療費-842,000円)×1%
140,100円

●「多数回該当」で自己負担額はさらに下げられる

直近12か月で既に3回以上高額療養費制度を利用している場合、多数回該当として、その月以降の自己負担額がさらに引き下がります。4回目以降は多数回該当が適応されるとさらに引き下がるのがポイントです。

多数回該当の適用ルール

ただし、加入している公的な健康保険組合が変わるなどすると多数回該当は通算されません。
健康保険組合から国民健康保険に加入するなど、保険者がかわった場合には注意が必要です。

例えば、2018年の6月と8月10月に高額医療費の払戻しを行っていた場合、2018年の12月には直近12か月で3回高額医療費の払戻しを行っているので多数回に該当して自己負担額がさらに引き下がります。

2019年8月を見ると直近12か月では高額医療費は2回しか支給されていないので多数回には該当しないので自己負担限度額が上がってしまいます。
2019年9月をみれば2018年10月から2019年9月に3回以上高額医療費が支給されているのでこの月は多数回に該当します。
2019年11月は直近12か月で3回以上高額医療費が支給されているので多数回に該当します。