「近い将来ガソリン車が販売禁止になるらしい?」
このような声が聞こえるようになったのは、「2030年前半、ガソリン車販売禁止」という衝撃的なニュースが、2020年12月3日に流れた直後からでした。
この話について、自動車メーカー、自動車部品メーカー、自動車ディーラー、中古車販売店、ガソリンスタンド、修理工場、そして普段車に乗る私たちなど、クルマに関係する多くの人がそれぞれの立場で興味を持っていることは間違いありません。
しかし、この件について各メディアでの報道はあったものの、現時点ではまだ政府から正式な発表はなされていません。
それが、近く正式な発表が2021年夏ごろになされるそうです。
あいかわらず、遅い我が国の対応・・・。
では、なぜわざわざガソリン車の新規販売を停止し、電気自動車の普及にここまでの労力をかけようとしているのでしょうか?
そもそもあと十年ほどでこの方針は実現可能なのでしょうか?
ニューノーマルの中、まるでSFのようなこの話題、10年後の東京がどのようになっているのか考察してみましょう。