ーこれはぼくの夢なのか?
蝶が見ている夢なのか?ー
ぼくは取り合えず、ユミに電話を掛けてみた。
「お客様のお掛けになった番号は、現在使われておりません。番号をお確かめになり、もう一度お掛け直し下さい」
ピッ。
携帯が繋がらない。
というか、解約してる…?
アドレスの名前を確認してみるが、間違ってはいない。
「何だぁ?」
ぼくはそう小声で吐き捨てながら、携帯をジッと見つめていた。
喉が渇いているのに気付き、モヤモヤした感情を押さえつけ、ぼくは冷蔵庫からジンジャーエールを取りに行った。
冷蔵庫を開けると、ジンジャーエールが3本あった。
その横にソーセージもあったので、ジンジャーエールと一緒にソーセージを取出し胃に流し込む。
一週間食べ物を口にしてない割に、胃は収縮しておらず活発で、体調は悪くはなかった。
その変わり、味覚が味を忘れたのか不思議な味がした。
そもそもぼくはベジタリアンだ。肉は食べない。
ソーセージがなぜ入っていたのか?
食べた後に気が付いたが、別に大したことじゃないと思いながらジンジャーエールを一気に飲み干した。
リビングに戻りソファーに腰掛けてテレビを点けてみた。
《ザー…ーッ》
点けたテレビは砂嵐を映していた。
チャンネルを変えても砂嵐しか映らない。
アンテナか?と、テレビの裏を見てもアンテナのケーブルは刺さっている。
元が外れているのかと思い、元を見てもアンテナのケーブルは刺さっている。
時間は昼の3時でテレビがやってない訳がない。
と思ったが、この時間滞はどうせロクな番組もやってないとも同時に思った。
ただ、外の状況を把握する為に手っ取り早くニュースだけは見たかった。
映らないものはしょうがない、諦めて携帯を開く。
携帯からインターネットサイトに繋いだ。
すると、画面にちっちゃく×の記号の横に【接続出来ません】の文字が…。
あれ? と思い他の色んなサイトに繋いでも全部
【接続出来ません】の文字。
ここでぼくは異変に気付いた。
試しにアドレスに載っている電話番号をア行から順番に掛けてみる。
「お客様のお掛けになった番号は、現在使われておりません。番号をお確かめになり、もう一度お掛け直し下さい」
10件掛けたが全員繋がらなかった…。
その中で、知らない名前がアドレスに登録されていた。
《国広イツキ》
?
全く覚えの無い名前に少し躊躇ったが、構わず流れ作業で掛けてみる。
プルルルルルッ。
プルルルルルッ。
その番号は繋がった。
ガチャッ
「…もしもし」
それは聞いたことのない、低い男の声だった。
…つづく
蝶が見ている夢なのか?ー
ぼくは取り合えず、ユミに電話を掛けてみた。
「お客様のお掛けになった番号は、現在使われておりません。番号をお確かめになり、もう一度お掛け直し下さい」
ピッ。
携帯が繋がらない。
というか、解約してる…?
アドレスの名前を確認してみるが、間違ってはいない。
「何だぁ?」
ぼくはそう小声で吐き捨てながら、携帯をジッと見つめていた。
喉が渇いているのに気付き、モヤモヤした感情を押さえつけ、ぼくは冷蔵庫からジンジャーエールを取りに行った。
冷蔵庫を開けると、ジンジャーエールが3本あった。
その横にソーセージもあったので、ジンジャーエールと一緒にソーセージを取出し胃に流し込む。
一週間食べ物を口にしてない割に、胃は収縮しておらず活発で、体調は悪くはなかった。
その変わり、味覚が味を忘れたのか不思議な味がした。
そもそもぼくはベジタリアンだ。肉は食べない。
ソーセージがなぜ入っていたのか?
食べた後に気が付いたが、別に大したことじゃないと思いながらジンジャーエールを一気に飲み干した。
リビングに戻りソファーに腰掛けてテレビを点けてみた。
《ザー…ーッ》
点けたテレビは砂嵐を映していた。
チャンネルを変えても砂嵐しか映らない。
アンテナか?と、テレビの裏を見てもアンテナのケーブルは刺さっている。
元が外れているのかと思い、元を見てもアンテナのケーブルは刺さっている。
時間は昼の3時でテレビがやってない訳がない。
と思ったが、この時間滞はどうせロクな番組もやってないとも同時に思った。
ただ、外の状況を把握する為に手っ取り早くニュースだけは見たかった。
映らないものはしょうがない、諦めて携帯を開く。
携帯からインターネットサイトに繋いだ。
すると、画面にちっちゃく×の記号の横に【接続出来ません】の文字が…。
あれ? と思い他の色んなサイトに繋いでも全部
【接続出来ません】の文字。
ここでぼくは異変に気付いた。
試しにアドレスに載っている電話番号をア行から順番に掛けてみる。
「お客様のお掛けになった番号は、現在使われておりません。番号をお確かめになり、もう一度お掛け直し下さい」
10件掛けたが全員繋がらなかった…。
その中で、知らない名前がアドレスに登録されていた。
《国広イツキ》
?
全く覚えの無い名前に少し躊躇ったが、構わず流れ作業で掛けてみる。
プルルルルルッ。
プルルルルルッ。
その番号は繋がった。
ガチャッ
「…もしもし」
それは聞いたことのない、低い男の声だった。
…つづく