シリーズ?ニュージーランド留学事情9。 | NexTidEvolution

シリーズ?ニュージーランド留学事情9。

かの地での教育に関する仕組みはイギリスに準じており、
小中高では毎年二月中から新学期がスタートする。
一年四学期制で12月クリスマス前に全学期、各年度が終了となる。
翌年の新学期まで年越しを経て長い「夏休み=クリスマス休暇」
を家族でエンジョイする。
各学期をTermと言い、継ぎ目には毎回スクールホリデー
と呼ばれる一週間前後の休日がある。学年をYearと呼ぶ。

日本で盲目的に神格化された感のある「偏差値」は存在しない。
多文化多国籍を前提に、限定地域/国家内での相対評価たる集団偏差が、
本来的な学びの尺度において、また将来的な個の能力育成において
意味が希薄であると解っているからに他ならない。

とは言え学校評価の基準は存在する。
日本の偏差値に代わる指標に似た意味合いで公開され、
生徒や父母に進学の基準としても大いに参考にされている数字がある。
「reputation(評判)」だ。それを構成するエレメントには、
企業会計のPLやBSに相当する項目もあって面白かった。
幾つかの学校をこの基準に照らして見てみたが、
10点満点で7以上が我が家の感覚で言う安心の目安だった気がする。
ちなみに有名学校への進学率などは当然のことながら
加味されてはいなかった。

また別の側面からも学校や学区の特徴を知ることができる。
例えば、ポロシャツに短パン&ハイソックスという標準的な制服の有無は、
主にその学校の立地する学区の所得を映している。
セコンドハンド(=中古)市場が、靴下から家までの幅で
充実したNZにおいて、学校の制服を購入するキャッシュがあるか?
はたまた公立学校の制服そのものに支出する意思があるか否かが表れるのだ。

基本的にreputation 9以上の公立学校の学区域内は人気の居住区でもある。
そもそもNZの治安は良いが、文京地区のそれは
さらに安定する傾向が高いのは世界に共通している。
比例して不動産物件の回転率も非常に高く、
全国規模で該当年齢の子を持つ家族が流動する。
その本気度はある意味日本のソレを上回っていた。

その有様は、シリコンバレーの誘致から今日に至る10数年で
所謂シティキャピタルを上げ、良質な住民が流入し続け、
正のスパイラルを形成する北米ポートランドの自治形成の過程を彷彿とさせた。

美味い店と可愛い女子の集まる場所は地元に聞け。
僕の学生時代からのやり方だ。モーテルオーナーが描いた丸を1.5日間巡り、
現地の人の話を聞いて、色んな事が分かってきたぞ。

つづく。。。


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