差別とエンターテイメント
先日海外出張に出た折、飛行機内で「DISTRICT 9」という映画を観た。
(http://www.d-9.com/)
まいった。
南アフリカ上空に飛来したUFOに乗って来た異星人が28年前
から地球に棲みつき、「9番地区」に隔離されているところから
物語が始まる。
かつて黒人が非情なるままに差別され、アパルトヘイトが横行した
当時の南アフリカそのものだ。
恐るべきは、凄まじいまでのリアリティ。
「ターミネーター4」にも好感がもてたが、
その比ではなかった。
僕が小学生のとき「激突」を初めて観て映画の虜になり、
「ジョーズ」のリアリティにおののいた。
当時、スティーブン・スピルバーグは確か27歳でそれを監督していた。
「DISTRICT 9」は「ロードオブザリング」のピーター・ジャクソンが
製作し、29歳のニール・ブロムカンプが初監督した作品。
50年に一度の人材だと確信した。
若い才能って凄いな。
ワールドカップ開催地を舞台にしたこの映画は、日本での公開は
来年になるらしい。
共生か差別か?
生か死か?
2010年、日本では間違いなくD9旋風が吹き荒れるだろう。