1999年12月20日(月)

 

今日はフランクとトルコ人のオーマンの3人で蘇州へ行った。

 

朝7時に起き8時過ぎにホテルを出て、上海駅へ向かう。

 

中国で初めての鉄道の旅だった。

13元の空調席だったせいか車内は比較的綺麗だった。

車内では地図帳使って、車内の中国人に各人の出身地を教えたりフランクにひらがなとカタカナの違いを教えたりしてほのぼのとした時間を過ごす。

 

蘇州について外に出ると、タクシーなどの客引きが一斉に寄ってくる。僕には寒さに対応できる服がないせいか、この肌を指すような寒さがとても辛い。

 

まずは、ウーロン茶のCMで有名な寒山寺ヘ向かうことになった。バスで町の真中まで行き、そこから歩いて寒山寺へ向かう。

 

 

 

水の都蘇州は、上海から列車で1時間ほど西へ行ったところにある。

街は外城河という運河に囲まれ、細い運河は網の目のように走っている。

運河のいたるところに眼鏡の形をした太鼓橋が架かりその下を荷物を積んだ小船が行き来している。

 

 

 

 

僕らは地図を頼りにこの運河沿いを歩いて寒山寺へ向かった。

 

蘇州の街並みは上海と全く違い、中国の田舎風景を楽しむことができる。

 

この3人での旅行は、とても楽しかった。

途中で写真をとったり、道に迷ったり、わからない単語が出てきては会話が止まるが、この二人との会話は実があって面白い。

 

 

夕方近くまで、蘇州を歩いて、帰りは7元の硬座に乗り上海へ帰る。

7元の車輌は、朝乗った空調席と違いごみだらけの車輌だった。

 

上海駅で、僕は金曜日の香港行きのチケットを買おうと思ったが、一般窓口では買えず、外国人専用の切符売り場に行けと言われたので、今日はあきらめ、また買いに来ることにした。

 

 

朝飯         0.8元

バス           1元

ウーロン茶      3.5元

列車          13元  

バス           1元

寒山寺          9元

飯          1.5元

バス           1元 

網師園          8元

電車           9元 

飯           15元

宿代          55元
合計       116.8元=1460円