定年後のお話

皆さんのお仕事には定年はありますか？

また、定年後は悠々自適に生活できるほどの蓄えはありますか？

僕は全く蓄えがありません。

先日、昔の職場の先輩たちと飲みに行ったのですが、

その中には、もうすでに定年されている先輩や、目の前に定年が迫っている先輩ばかりでした。

その先輩たちは、年金だけで暮らせる人と、そうでない人がいて、

年金だけで生活できない人は、どんなアルバイトをしようかと冗談混じりで話していました。

皆さん飲食店出身なので、接客には抵抗ないものの、大したスキルは持ち合わせていません。

なので、今のままだとできる仕事が限られてくるんです。

その中の一人に、当時、僕の直属の上司だった人もいて（当時は大嫌いだったのですが）、

その人がとある大手ホームセンターのアルバイトに応募したところ、面接で、「商品を覚えられますか」と聞かれたそうです。その場では、もちろん「覚えられます」と答えて、結果は不採用だったとのことですが、年齢を考えると、雇う側はそういう判断するのも当然ですよね。

これから益々高齢化社会になって、労働人口も減少の一途を辿っていくので、高齢者の雇用も活発になっていくし、今の定年世代はまだまだ肉体的にも元気なので、働きたいと思っている人も多いですよね。

雇う側の企業も高齢者を雇用する環境が整ってきたとはいえ、やはりスキルや資格の無い人は働く選択肢が少なくなるのも実情です。

だから定年を目前にして資格を取ったり、コーチ・コンサル系のセミナーを受講したり、副業講座を受講する人も増えていますよね。

冒頭にも書いたように、現時点では年金収入だけで生活できるほどの蓄えがないので、

僕は身体が動く限り働きたいと考えています。

そのいつ来るかわからない時のために、日々トレーニングもしています。

僕は自営業なので定年は無いのため、幸か不幸か理論上死ぬまで働くことができてしまうのです。

でも、生活のための収入源として働くのですが、それより、認知症防止にも効果的なんじゃないかなぁとも思っています。

皆さんは定年後にやりたいことはありますか？また、それに向けての準備は整っていますか？