公衆電話設置基準、市街地以外は2km四方に1台へ・・台数1/4に削減か | 【ほぼ月刊】朱美のトランス雑記帳2019

【ほぼ月刊】朱美のトランス雑記帳2019

京都在住のMTFトランスジェンダー・あけみが、気まぐれにお送りする戯言集。(コメントは受け付けておりません)

★同時に、コンビニや避難所に災害時に利用できる臨時公衆電話(平時は利用不可)を増やしているらしいですが、それでも2km歩かないと見つからなくなると、大変です。

 

 

赤字赤字と騒がれていますが、悪いのはどの部分なのでしょうか?公衆電話機は特注品で発注数量も少ないので高価だから?それとも、料金(コイン)の回収や、電話機のメンテナンス、電話ボックスやキャビネットの維持管理にかかわるものなのか?交換局(電話局)から、公衆電話までのメタル回線にかかわる費用なのか??

 

料金の回収が問題なら、コインを使わずにクレジットカードや交通系ICで料金を精算するものを開発すればいいのでは?「コインでかけられないと災害時に困る」という意見もありそうですが、そもそも大規模災害時には公衆電話を無料にする措置がとられるので、その心配は無用です。あるとすれば、カード運営会社の手数料ぼったくりのほうが問題かもしれません。その場合は、昔あったNTTの「クレジット通話」を復活させれば済む話ですが。

 

また、交換局から公衆電話までのメタル回線が高いのなら、2kmに1台程度の設置台数なら、交換局までの回線を無線にするのもありかもしれません(携帯電話とは別の専用無線回線)。昔、山奥の集落には電電公社の専用無線を使った「孤立防止用無線電話機」というのがありました。今でも、和歌山のどこだったかの林道には、NTTドコモの衛星回線を使った非常用電話(警察と消防にしかかからない)が置いてあるそうですが。

 

電源は、公衆電話ボックスに設置したソーラーパネルと充電池で。無線方式なら、交換局と電話ボックスが生きていれば、停電しても電柱が倒れても電話線が切れても通話可能です。

 

それよりも、前からここで書いているように、ユニバーサルサービス料をもっと上げたらいいのでは??公衆電話のほかにも、次は携帯電話の災害対策だとか、ネット回線をすべての人にとか、いろいろやることはありますので。1回線100円としたら、家族4人スマホ4台と、固定電話1台で月500円。払えない金額ではないと思います。